ステアリング回すと、ゴトゴト、ガタガタ音がする 点検修理
車庫入れや、車線変更時にステアリングを回すとガタガタ、ゴトゴト音が鳴る症状です。
ロードテストを実施してみるとステアリングを回した時だけでなく段差等を乗り越えた際も異音を確認しました。
リフトアップして各部点検をしてみると、ぱっと見は各部問題なさそうに見えますが各アームや、ロッド類に負荷をかけてみると、ガタがある箇所を発見しました。
対象のステアリングラックアームのボールジョイントが、ダメになっておりお客様に相談し交換しました。
作業後、ロードテストを行い問題がないことを確認し整備完了です。
エンジンルームから異音、異臭がするという事でご入庫頂きました。
エンジンルームからゴロゴロと異音が発生し異臭もするという事でご入庫頂いたメルセデスベンツGclassです。
エンジンが掛かっている間は常に異音が発生しているという事でしたので、早速症状の確認と異音箇所の特定を行いました。
点検を行っていると、エアコンのコンプレッサープーリーが振れており、異音と異臭を発生させていました。
このままで走行していると負荷の掛かっているベルトやプーリーが断裂してしまい、走行不能になってしまう可能性が高く危険な為エアコンのコンプレッサーと合わせてベルト廻りの各プーリー、ベルトの交換を行いました。
冷却水不足の警告灯が点灯したという事でご入庫頂いたメルセデスベンツのGクラスです。
ラジエーター加圧テストを行うとウォーターポンプ本体より冷却水が滲み出ているのが確認出来ました。
エンジンルームの上から覗くとわかりませんが、リフトアップして下から点検を行うとウォーターポンプの軸から滲み出た冷却水が下へ垂れてきているのが分かります。
このまま走行していると最悪の場合オーバーヒートの原因にもなり大変危険な状態でしたので冷却水漏れのあるウォーターポンプとサーモスタットの交換作業を行いました。
交換作業後、再度加圧テストと試運転を行い、症状が改善されている事を確認し作業完了です。
車検でご入庫頂きました、メルセデスベンツのGクラス(W463)になります。
オーナー様は特に気になるところは無いという事でしたが、法定24ヶ月点検を行った結果、エンジンのリアクランクシールからオイル漏れが発生している事が分かりました。オイル漏れは、保安基準不適合となり車検の取得が出来ない為、修理作業が必要となります。
クランクシールの交換作業では、ミッションの脱着を伴う為に時間の掛かる整備ではあります。
交換作業後、試運転を行い異常が無い事を確認し作業完了となりました。
エンジン異音及び冷却水漏れ ウォーターポンプの故障
定期点検でご入庫頂きました。
エンジンから異音が聞こえてくるのと甘い感じの臭いもするとの事で心配されていました。
点検を進めていきますとエンジンの冷却水が漏れているのを発見。
冷却水システムに加圧テスターを装着し、エンジンが掛かっている状態を再現しながら漏れの発生箇所を特定していきます。
冷却水が垂れてくる先を慎重に追いかけていくとウォーターポンプの回転軸付近が発生源である事が判明しました。
ファンベルトを外し、ポンプ単体の状況を確認すると、回転軸にガタつきもある事が分かりました。
これで甘い臭いと異音の原因がハッキリとしました。
このまま走行を続けていると被害が大きくなる事は明白でしたので早期修理を行う事が出来、余計な出費を抑える事に繋がりました。
ウォーターポンプの交換は勿論ですが、念の為にサーモスタットと関連ホース類も同時に交換を行い無事に修理は完了となりました。オーナー様も心配が晴れて喜んで頂きました。
車検でご入庫頂きましたメルセデスベンツのW463です。
特に気になるところは無いという事でしたが、法定24ヶ月点検を実施したところリアクランクシールからオイル漏れが発生しておりました。
EクラスやSクラスとエンジンは同じ112エンジンですが、Gクラスは取り回しが少し異なり、シール交換までアクセスするのに
トランスミッションの脱着を行いますので手間のかかる整備になります。作業後、試運転を行いオイル漏れがない事を確認し作業完了となりました。
エアコンの点検はガス圧力、漏れの有無、各部作動状態の確認、各部目視点検などから初めます。
コンプレッサーの点検ではONにした際にガス圧力があるか、圧力は正常値なのか、コンプレッサーまで電源電圧が来ているかなどを見ます。
今回は漏れが症状の原因でしたので、漏れが発生していたコンデンサーの交換と、経年劣化により出力が弱くなっているコンプレッサーASSYの交換を行いました。高年式になりますと突然故障が起きますので、違和感がありましたら早めの点検がオススメです。
車種 |
W463 G500 |
年式 |
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故障症状 |
タイロッドエンドブーツに亀裂 |
メルセデスベンツGクラスG500 車検整備にてご入庫いただきました。
グリルバーが付いていますので外してからの点検になります。
早速、点検を進めていくと、Gクラスの定番であるフロントのタイロッドエンドブーツに亀裂があり、完全にブーツが切れてグリス漏れをおこしている状況です。
タイロッドはステアリングを操舵する箇所になりますので重要な部分です。
Gクラスのタイロッドは前後に分かれているタイプになっています。フロント側はタイロッドエンドのみでは部品供給がなくタイロットとタイロットエンド一体で部品供給されています。
今回は足廻りがメインの修理でした。パーツ交換後、アライメント調整を行い、車検も問題なく取得して完成です。
車種 |
W463 |
年式 |
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故障症状 |
パワーステアリングポンプ オイル漏れ |
シーズンチェックで御入庫されたW463です。
点検したところ、パワステポンプ本体からオイル漏れが発生しているのを発見しました。
オイル漏れをこのままにしておくと、オイル不足を招き、ポンプ本体が故障しハンドルの補助機能が効かなくなる恐れが出てきます。
特にGクラスは車重が重いため、補助機能が使えないとハンドルが重すぎて走行が困難になります。
パワステポンプ本体から漏れてしまうと、修理が出来ませんのでポンプ本体の交換になります。
交換作業を行い、オイル漏れがないことを確認し作業完了となりました。
車種 |
G55 W463 AMG |
年式 |
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故障症状 |
ベルト劣化 |
車検でご入庫されたG55です。点検を進めていくとエンジンのファンベルト及びテンショナー、S/Cベルトに劣化が進んでいる事がわかりました。
ベルトの劣化は、異音の原因になるだけでなくベルトが切れてしまう原因となります。
ベルトが切れてしまうと、パワステが効かなくなる他バッテリーが充電されなくなる為最終的にはエンジンがかからなくなる原因になりますので定期的な交換が必要です。
ベルトを交換し、ロードテストを実施後車検を取得致しました。