メルセデスベンツ Sクラス W222 S450 足回り修理
走行中縁石にアルミホイールをぶつけてしまいまっすぐ走らないとの事でキャリアカーによりご入庫いただきました。
早速リフトアップして下廻りチェックした所、右前のタイロッドがヘノ字に曲がっている状態です。
タイロッドはラック&ピニオンに取り付けられていますので、強い衝撃が加わった場合はロッドだけでなくラック交換も必須ですね。
また、足回りには色々なアームが取り付けられていますので慎重に曲がりを計測していきます。
メルセデスベンツGクラスG500 車検整備にてご入庫いただきました。
グリルバーが付いていますので外してからの点検になります。
早速、点検を進めていくと、Gクラスの定番であるフロントのタイロッドエンドブーツに亀裂があり、完全にブーツが切れてグリス漏れをおこしている状況です。
タイロッドはステアリングを操舵する箇所になりますので重要な部分です。
Gクラスのタイロッドは前後に分かれているタイプになっています。フロント側はタイロッドエンドのみでは部品供給がなくタイロットとタイロットエンド一体で部品供給されています。
今回は足廻りがメインの修理でした。パーツ交換後、アライメント調整を行い、車検も問題なく取得して完成です。
車検整備と走行中の異音が心配との事でご入庫されたR230です。
ロードテストを行うと、段差等で足廻りからの異音が確認出来ましたのでリフトアップし点検を行いました。
点検の結果、ナックルボールジョイントにガタが発生し異音の原因となっている事が分かりました。
ボールジョイントは、人間で例えると関節の役割をしております。ナックルボールジョイントの交換には、SSTが必要となり交換作業はちょっと大変です。
外したボールジョイントを手で動かしてみると、グラグラになっていました。
この状態だとボールジョイントに隙間が出来、打音やきしむ様な異音の発生に繋がります。
交換作業後、ロードテストを行い症状が解消されている事を確認致しました。
ハンドルを切るとキコキコと車両前側から音がするとの事です。
まずロードテストをし現象確認をします。異音は人によって様々ですので、異音確認にはしっかりと時間をかけます。異音が確認できたため、リフトアップして考えられるポイントをチェックしていきます。今回ナックルボールジョイントのブーツが破損しグリスが切れジョイントにガタが出ており、こちらが異音の原因でした。ナックルボールジョイントを交換し、異音が発生しないか確認をして作業完了です。
特に異常は無いけど不安を無くしたいとの事で足回りチェックのご入庫を頂きました。早速リフトアップして各所診断していくと、フロントタイヤの偏摩耗を発見しました。全体は5mm以上溝があるにもかかわらず、外側は完全に残量無しの状態でした。今回はフロント足回りのブッシュ劣化によって偏摩耗が発生していたので足回りの修理、タイヤ交換、アライメント調整を行って作業完了です。
ステアリングを切った時にギコギコ音がするとの修理依頼です。
W220定番の足回り異音ですね。早速現象をロードテストで確認しリフトアップ、原因を特定しきていきます。今回は症状も酷く、常に異音が出ている状態でしたので原因特定もスムーズに行えました。これが「時々」や「高速走行時だけ」等ですと非常に難解になります。
異音の原因は定番のナックルボールジョイントではなくショックロアージョイントでした。外してみると手でガタが確認できる程でした。
今回はロアアームを交換して作業完了です。
段差やハンドルを切った時に異音がするとの修理依頼です。
まずはロードテストです。異音は複数で段差でゴトゴト、ステアリングを操作するとギーコギーコ音がします。複数種の異音がする場合、異音原因も複数ある事が予想されますので診断は通常より難しくなります。実際の診断はリフトアップし確認、集音器を使いロードテストを繰り返し原因を絞っていきます。今回は足回りメインとなるロアアームとラジアスアームが異音の発生元でした。ボールジョイントが不良のラジアスアームはAssy、ブッシュ不良のロアアームはブッシュのみの打ち替えにて対応し修理しました。修理後は異音も収まり見違えるように走りも良くなりましたよ!
メルセデスベンツGクラスが足廻りの異音で入庫です。
ロードテストを実施して依頼内容の確認です。常異音が発生している訳では無く、段差やステアリングを左右に切った時に異音が発生します。
おおよその目処は付いておりますが確認の為に、リフトアップして下廻り検査を実施です。Gクラスはラック式でなくギヤボックスタイプですので左右に長いタイロッドとステアリングダンパーなどで構成されております。今回は、両端ともボールジョイントにガタがあり、エンドのブーツは破れて、グリスがとび出ている状態でした。前後で2本付いているロッドを両方交換して、ステアリングギヤボックスの遊びの調整を行い、再度ロードテストを実施!
段差でも平地でも荒れた路面でも異音がしない事を確認して作業完了です。
試運転を行うとゴーーーーという様な体に響くような異音がしています。この音の感じはハブベアリング異音です。早速リフトに挙げて診断を行います。
タイヤを揺するとカタカタとガタが出ています。ハブベアリングはタイヤの回転を直に受け持つベアリングですので摩耗するとダイレクトに異音に繋がります。今回は前側左右のベアリングを交換して作業完了です。
弊社独自の診断項目を元に診断を進めていきます。法定12か月点検をベースにメーカー、車種ごとの独自装備や弱点等を盛り込んだものです。今回発見した不良個所はベースである法定点検にも引っかかるポイント、足回りのブーツ切れです。足回りには多くのボールジョイントがあり、それらをゴミや水から保護するのがブーツの役割です。今回の様に切れてしまうと内部のグリスが飛び出し、代わりに水気や砂などが侵入、ジョイントにガタが出てしまいます。人間で言う関節痛と同じような原理です。今回はタイロッドと呼ばれる部分が切れていましたので該当箇所を交換、アライメントを修正して作業完了です。