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No.184 CLクラス W215 CL600 エンジン不調、エンジンチェックランプ点灯修理
走行中にチェックランプ点灯、加速も悪くなったとの修理依頼です。
まずはロードテスト、明らかに加速も悪く、常時チェックランプも点灯しています。
次いでDASにてテスター診断実施です。エラー内容はミスファイヤが入力されていました。通常の6気筒ぐらいであればミスファイヤを起こすとエンジンが大きく振動しすぐに異常に気が付きますが、V12ともなるとフラットなフィールングの為意外と気が付きにくいです。その後実測値等で診断を深めていくとイグニションコイルの不良が判明しました。今回はメーカーから同時交換の指示が出ているパワーモジュールとツインプラグなので計24本のスパークプラグを同時に交換して作業完了です。
No.159 CLクラス W215 CL500 ABCオイル漏れ修理
リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外してみるとオイルが漏れている箇所は直ぐに判明しました。場所はエンジンとミッションのつなぎ目部分。通常ですとリアクランクシールが怪しい所ですが、この車両はABC搭載車。簡単には診断できません。今回も漏れていたのはエンジンオイルではなく、ABCフルード。ミッション上を通っているABCホースからの漏れでした。
ホースを交換すれば漏れ修理は完了ですが、交換が厄介でミッションを外しての交換になります。
No.127 CLクラス W215 CL600 ワイパー作動不良修理
ワイパー使用時突然動かなくなったり途中で止まるとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。テスターの診断ではワイパーモーターに関するエラーが入力されていました。ですがこれだけでは原因を断定できませんので更に診断を進めていきます。テスターの実測値を見ながらワイパースイッチ等の信号が正しいか、モーターまでその信号が到達しているかを確認し、最後にモーターの単体点検を行い診断完了です。今回はエラー通りモーターの不良でした。交換はベンツの作業性の良さが光り他メーカーより簡単に交換できます。
No.093 W215 エンジン異音
現象を確認すると確かにエンジン回転を上げると唸り音がしています。音の雰囲気から補機類に当たりを付けて点検を進めていきます。点検の結果ABCポンプが不良と判明しました。またDASにてABCプレッシャーを測定した結果ポンプ性能も劣化していることが解りましたので今回はポンプ交換にて修理を行いました。
No.090 W215 エンジン不動整備
早速症状を確認です。初爆がまったくありません。基本を思い出し、燃焼の三要素 火花、燃料、空気を順に点検していきます。今回は燃料にトラブルがありました。フューエルポンプ故障によりガソリンが全くエンジンまで運ばれていません。走行距離も考え同時にフューエルフィルターも交換し作業完了です。
No.063 W215 エンジン不調整備
エンジンが不調、チェックエンジン点灯にて修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。今回は02センサーの補正範囲を超えているというエラーが入力されていました。このエラーの場合補正範囲を超えてしまう原因を探さなければなりません。単純にO2センサーを交換しても直りませんよ。不調の症状とリンクさせながら点検していくとブローバイホースからの2次エアの吸い込みが確認できました。劣化によりホースに亀裂が入っていました。今回は定番のタペットパッキンからのオイル漏れもありましたので同時に交換し作業完了です。
No.052 W215 ABC警告灯点灯
走行中ABC警告メッセージ点灯、それに伴いABCコントロール出来ない修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ABCユニット内に油圧低下のエラーを確認できました。ですがこれだけでは原因に結びつきません。このエラーから考えらる原因を考え、一つ一つ点検、点検結果からあり得ない可能性を削いでいくことで初めて原因に到達できます。今回は油圧低下ですのでポンプ不良にて油圧低下、油圧を計測するセンサーの故障、油路がつまりセンサーに圧力が届いていない等いくつもの可能性があります。点検深度を深め今回はポンプの性能低下が判明しました。ポンプと同時交換Oリング等を交換し作業完了です。無事警告メッセージも出なくなりました。