Gクラス(ゲレンデバーゲン) エンジンオイル漏れ
オイル漏れで入庫のGクラスです。
点検をしたところ、両バンクシリンダーヘッドからのオイル漏れとフロントのメクラシールからのオイルが漏れています。
エンジンのベースはSクラス・Eクラスと同じですので、オイル漏れ等のウィークポイントは同じですね。まずは交換にあたりエンジンルームの洗浄を少し行い、エンジンヘッドカバーパッキンの交換から始めます。
洗車と同じで上から下にと作業を進めていきます。
次にエンジンの中央に取り付けられているメクラシールの交換にはいります。すべての交換作業が完了したら、再度エンジンルームを綺麗に洗浄して、オイル漏れが無いかを点検します。漏れていなければ、ロードテストの実施です。お客様の普段の運転を考えて走行していきます。走行後、リフトアップを行い修理した箇所及び新たに漏れていなければ作業は完了です。
Gクラス(ゲレンデバーゲン) エンジン異音
異音で入庫のメルセデスベンツGクラスです。
診断した所、一ヶ所では無く、複数から異音が聞こえます。サウンドスコープを使い構成部品で異音箇所の特定をしていきます。
通常の修理と違い、異音や異臭などは目に見えず、いつも苦労します。ましてエンジンが回っている状態での確認です。
点検の結果、今回はベルトテンショナー及びアイドラプーリーからの異音と、ウォーターポンプにガタがある事がわかりました。他にもエアコンをONにするとコンプレッサーからの異音も確認出来ました。全ての作業を行うと、金額的に高額になりますので、お客様と入念に作業内容の打ち合わせを行い作業を実施しました。部品交換後は本来の静かなエンジンになりました。
Gクラス W463 エンジン不調修理
エンジン振動、アイドリング中のハンチング症状にて修理依頼です。
直6エンジン搭載モデルの年式が古いタイプは現在の様なPCを使ったテスターでは無く、旧タイプのテスターを使用します。しかし、チェック出来る範囲も狭いので、経験とノウハウを生かし、各センサー等の実測値で確認していきます。後はマニュアルで基準値との比較にて原因を絞っていきます。
今回はエアマスセンサーの信号電圧が低い事が確認できました。交換すると調子も復活。作業完了です。
Gクラス W463 車検点検 オイル漏れ
GクラスW463車検にて入庫いただきました。
車検での入庫でしたので車両をリフトアップし、車検点検項目を一つ一つ丁寧に確認していきます。
点検を進めていくとエンジン前側よりオイル漏れを発見しました。W124等にも搭載されている直6エンジンでは定番のフロントケースからのオイル漏れです。
今回は二分割できるフロントケースの内、漏れていた上側のパッキンのみを交換しましたので金額も抑えることが出来ました。
No.179 Gクラス W463 G500 A/Tオイル漏れ修理
早速車両をリフトアップし診断開始です。足回りこのGクラス特有のオフロードな造りですがエンジンやミッション等はSクラスやEクラスと殆ど共通ですので基本的な構造やそれに伴うウィークポイントも一緒です。今回もオイル漏れ診断を進めていくとA/Tオイルパンパッキンよりオイル漏れを発見しました。Gクラスには車両下部を覆う様なアンダーカバーはありませんので漏れがあるとすぐににわかりますね!今回はA/TパンパッキンにEGSカプラーの定番セットを交換して作業完了です。
Gクラス W463 エンジン不調・警告灯 故障修理
エンジン不調とエンジン警告灯点灯にて修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断です。ミスファイヤー(失火)のエラーが入力されていました。
現車のアイドリングからブルブルとエンジンが震えており、症状と合致します。
実測値等を元に診断を進めていくと原因はサプレッサーと呼ばれる点火の為に高電圧を通しているパーツ。
これがオイル漏れにより濡れてしまい、リークと呼ばれる放電をしてしまっていました。
今回はサプレッサーと距離からもお勧めするスパークプラグ、また根本原因であるオイル漏れを修理し作業完了です。