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No.113 Sクラス W221 エンジン異音修理
エンジンの回転数に追従するようなヒューン音がするとの修理依頼です。
現象を確認すると確かにヒューンという様な音が聞こえます。場所はエンジンのファンベルト廻りの様です。ここからはサウンドスコープと呼ばれるテスターを使用し診断していきます。指向性を持たせたマイクをかえして異音を聞くことでエンジンの何処から音がしているのか?を絞り込んでいけます。今回の原因はABCポンプからの異音、W220世代から定番のトラブルですね。ポンプの値段が高くどうしても高額修理になってしまう箇所です。作業後はテスターにてABCシステムのエア抜き、油圧のチェック等しっかりと確認していきます。
No.096 W221 足廻り整備
車検点検を実施すると足廻りの各ブッシュが劣化しているのを発見しました。
W220時代より劣化具合の割には異音や振動が出にくくなっている印象です。今回も大きな亀裂があるにも関わらず試運転では何も感じませんでした。
でも、じゃあ異音がしてから交換でいいか。は危険ですよ!!完全にブッシュが切れてしまうとタイヤが大きく振れ、最悪タイヤが取れてしまう危険もあります。
今回は劣化具合をみてブッシュのみの交換、アーム交換を1本づつ行い作業完了です。
No.095 W221 足廻り異音修理
走行中に前側からキュコキュコと異音がするとの修理依頼です。
試運転を行うとフロント左足廻りから確かにキュコキュコ甲高い音が聞こえます。リフトアップし点検を進めていきましたがパッと見では特に目立った原因は発見できませんでした。こうなってくると足廻りの部品を一つずつ外し、音を確認を繰り返し原因を探っていきます。今回はやっと原因であるアッパーアームにたどり着くことができました。
No.087 W140 シフトリンケージブッシュ交換
各部を点検していくとシフトリンケージブッシュが欠損しているのを発見しました。室内のシフトレバーとミッションを繋ぐロットの関節部分についているゴム部品ですがW140に限らずW124、W202、W170等など同じぐらいの年代のメルセデスでは同じくよく無くなってしまいます。ブッシュが欠損してしまうとその部分にガタがでてシフトフィールが極端に悪くなります。シフトレバーの左右方向にガタがあったり、レバーを動かしたときにカチッっとした感覚がなく極端にスコスコ動いてしまう場合はこのブッシュの可能性が高いです。愛車のプチリフレッシュにいかかでしょう。また最悪の場合ロットの関節部分が外れてしまうと走行不能になってしまいますよ。
No.084 W220 ハブベアリング交換作業
まずはロードテストの実施です。確かに前側よりロードノイズとは少し違う、ミューンという回転音の様な音が聞こえてきます。原因の当たりがついたところで車両をリフトアップし確認です。やはりハブベアリングと呼ばれるタイヤの回転を担っている箇所にガタがありました。ベンツの場合このベアリングに調整が付いていてある程度の範囲はカバーできるのですが、今回は調整ではガタを修正しきれなかったのでベアリング交換になりました。
No.080 W220 オートクロージャー整備
半ドア時に自動で閉め切ってくれるオートクロージャー機能が効かないとの修理依頼です。
早速DASにて診断開始です。オートクロージャーは圧縮エアの力を利用して動いていますので原因はそのエアシステムのどこかという事になります。DASにて点検を進めていくと圧縮エアを作りだすポンプの不良が判明しました。テスターにて強制的に動かしても動きませんでしたのでポンプ本体を交換です。交換後は機能もバッチリ回復しましたので整備完了です。
No.077 W220 オイル漏れ修理
早速点検開始です。車両をリフトアップすると既にアンダーカバーから滴るほどオイルが漏れています。今回は定番のリアクランクシールからのオイル漏れでしたので作業させて頂きました。ノーマルグレードでもミッションを降ろす重整備ですが、後期S55AMGの場合スーパーチャージャーやABCシステムが搭載されていますので通常より更に手間がかかります。
No.076 W221 後期ヘッドライト取り付け
前期車両に後期ヘッドライト取り付け依頼です。今回はシーズンチェックで御入庫頂きました。またそれと同時に後期ヘッドライト取り付けのご用命を頂きました。現在は社外の後期キット等もありますので取り付けは警告灯等の心配もなく確実に行えます。作業自体はフロントバンパーを外しての作業になります。
No.070 W220 車検 オイル漏れ修理
車検で御入庫頂きました。オーナー様はあまり乗る時間が無いようで走行距離も短く、状態のいいお車でしたが、点検を進めていくと、定番のリアクランクシールからのオイル漏れを発見し、今回整備させて頂きました。作業工程としてはミッションを降ろしての重整備になります。時間によっても車両の各ゴム類、油脂類等は劣化してきますので距離を走っていなくても点検が必要ですね。
No.068 W220 車高が下がる、警告灯点灯
走行中にエアサスペンションの警告灯が点灯する、またオイル漏れもあるとの修理依頼です。
S600ですのでABC搭載車になります。DASにてエラーを確認、プレッシャー低下のエラーが記憶されていました。次いで車両をリフトアップ、原因を探っていきます。今回はABCホースからのオイル漏れにてプレッシャー不足になっていたようです。オイル漏れを起こしていたホース2本を交換し再びDASで確認、エラー消去。警告灯も出なくなり作業完了です。。