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No.126 Cクラス W203 エアバック警告灯点灯
まずはDASにてテスター診断実施です。内部SRSのシステムエラーを確認すると後部座席のベルトテンショナーのエラーが入力されていました。実測値を見ても基準外の数値でしたのでテンショナー本体の故障と断定、交換作業を行いました。作業後は再びDASテスターにてエラーの消去と実測値を確認して作業完了です。
No.125 Sクラス W220 アクティブボディコントロール 車高が下がる修理
S600ですのでABC(アクティブ・ボディー・コントロール)車両になります。従来の金属バネやエアサスではなく油圧を使用したショックシステム、素晴らしいシステムですが故障が怖い事でも有名です。では診断開始です。DASテスターにて診断すると「右リアの車高が危険」のエラーが、何がしかの原因で右リアの車高が落ちてしまっているようです。その後も診断を進めていき判明した原因はショックからのオイル漏れ。油圧で車高を保っているので漏れて圧が抜ければ当然車高も下がります。今回はショック本体と今後のトラブル防止にABCオイルフィルターを交換して作業完了です。
No.124 SLKクラス W170 エンジン振動修理
診断を始めていきます。事前の現象確認ではメルセデスのメジャートラブルであるエンジンマウントの劣化の予想を立てていましたが、診断するとやはりマウントの劣化が原因でした。V6、V8の大きく重いエンジンを支えているマウント、特にベンツはあの乗り心地を実現するために非常に優秀なマウントが搭載されています。その反面劣化してしまうと顕著に震動が出てしまいますね。SLKの場合は交換にオルタネーター、A/Cコンプレッサーを外す必要があり少し大変な作業になります。
No.123 Sクラス W221 エアコンフィルター交換
自社規定通り診断を進めていきます。今回は走行距離も少なく状態の良いお車でした。しかし必ずしも距離だけで各部が劣化するわけではありません。例えばこのお車の様にエアコンフィルター!駐車場が砂利であったり、近くに木がある、黄砂が酷い地域など走行距離以外でも影響を受けます。今回も走行距離の割には酷い汚れでした。定期的に交換する事でエアコン臭もぐっと抑えられますよ。
No.122 Sクラス W221 電装品等不具合いろいろ修理
ヘッドライトが突然消えたりワイパーが動かない等の修理依頼です。
現象を確認するとヘッドライトが突然消える、ワイパーが時々動かない等不具合が多数確認できます。これは故障が重複している可能性より制御するおおもとがおかしい可能性が高いですね。DASにて診断を行うとフロントSAMと呼ばれるコンピューターにエラーが多数入力されていました。先に挙げたヘッドライトワイパー、室内照明等をつかさどるコンピューターです。
今回はこのコンピューターが不良でしたので交換しDASにて情報の書き込み、コードの入力等を行い作業完了です。不具合は全て解消できました。この様に一気に沢山の不具合が出る場合はコンピューターやユニットの故障が多いですよ。
No.121 ビアノ アームレスト修理
運転席のアームレストが途中で止まらないとの修理依頼です。
通常であればアームレストを出すと一気に下まで下がり、そこから上げていくとカチッ、カチッっと任意の場所で止められる構造ですが、このお車はクタンクタンの状態です。パーツはアームレストアッセンブリー供給のみでしたので分解し修理を試みました。今回は幸いにも異物が噛みこんだだけでしたので取り除き、多少修正、グリスアップを行い修理完了です。各部治せるケースと交換のケースがあります。是非ご相談ください。
No.120 ビアノ W639 エンジン異音修理
まずは現象の確認です。確かにレーシングするとエンジン下部からガラガラという様な異音がします。エンジン下や後ろ側でガラガラ音の場合はベンツではキャタライザー不良が定番ですが、今回は違いました。診断の結果原因はマフラーステーの断裂、これがエンジン振動と共に揺れる事で異音が出ていました。今回は該当ステー一式を交換して作業完了です。
No.119 SLクラス W320 エンジン異音修理
現車を確認すると確かにカンカンという様な打音が外からでもはっきり聞こえる程大きく出ています。バルブクリアランスを確認する為エンジンを開けてみるとエンジン内部にはスラッジと呼ばれる汚れがビッシリ…その為各部油路も詰まってしまいエンジンにオイルが全く回らない状態でした。今回はエンジンを降ろし、最小単位で分解、清掃を繰り返しスラッジを奇麗にしていきます。また劣化や摩耗が進んでいないかを測定し、必要な物は交換して組み付けていきます。交換後はオイルもシッカリ潤滑し依頼のタペット音も無事消すことができました。
No.118 Eクラス W211 暖房修理
まずはDASにてテスター診断実施です。エラー入力はなくフラップ関係も問題なく動いています。DASで診断できるのはあくまで電気的な部分だけですので今回はそれ以外の部分に原因があるようです。ひとつひとつ暖房の作動回路を確認していくと発見しました。ヒーターバルブが動いていません!暖房用の冷却水通路をコントロールするバルブですので動かなければ当然暖房に不具合がでます。W211では多いトラブルですね。今回は右ハンドルのお車ですので作業も大変です。
No.117 Cクラス W204 ミラーフラッシャー曇り修理
早速右側を確認してみると内側に大きめの水滴がポツポツついています。完全に何処からか水分が浸入しています。ここ数年サイドウィンカーがミラーフラッシャー化が当たり前になり、車両がスタイリッシュになる反面、今回の様にパッキン不良で曇りやコスってしまっての割れ、また配線やLEDのトラブルで不点灯等デメリットの方が多いのでは………?と思ってしまうほど不具合が多いです。今回はフラッシャーのみを交換して作業完了です。