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No.116 CLKクラス W209 エアコンフラップ異音修理
エンジン始動直後にダッシュボード内から異音がするとの修理依頼です。
始動直後にグローブボックスの中の方からパキッ…パキッ……としばらく音が続く症状、そうエアコンのフラップ異音ですね。W203では定番箇所ですが、基本設計が同じなW209でも同様のトラブルが起こります。エアコンシステム内には多くのフラップがありますのでどのフラップから音が出ているか?をDASにて診断していきます。今回は一番症例の多いチャコールフィルターフラップが原因です。ここを修理するためにはダッシュボードを全て取り外しての作業になります。
No.114 Eクラス W210 エンジン警告灯点灯
まずはDASにてテスター診断実施です。エンジンコンピューターと通信しフォルトコードを確認するとカムスピードセンサーのエラーが入力されていました。実測値でも同センサーの信号を拾えていませんでしたのでセンサー単体の点検を行い診断完了です。結果はエラー通りセンサーの不良、センサーを交換し再度テスター診断を行い完了です。
No.113 Sクラス W221 エンジン異音修理
エンジンの回転数に追従するようなヒューン音がするとの修理依頼です。
現象を確認すると確かにヒューンという様な音が聞こえます。場所はエンジンのファンベルト廻りの様です。ここからはサウンドスコープと呼ばれるテスターを使用し診断していきます。指向性を持たせたマイクをかえして異音を聞くことでエンジンの何処から音がしているのか?を絞り込んでいけます。今回の原因はABCポンプからの異音、W220世代から定番のトラブルですね。ポンプの値段が高くどうしても高額修理になってしまう箇所です。作業後はテスターにてABCシステムのエア抜き、油圧のチェック等しっかりと確認していきます。
No.112 CLSクラス W219 チェックエンジン警告灯点灯
まずはDASにてテスター診断実施です。エンジンECUにはミスファイヤ、混合気制御、O2センサーなどのエラーが入力されていました。どれも原因に直結するエラーではないのでこれらの情報を元に実測値やアクティブテストで原因を絞り込んでいきます。診断の結果原因はエアマスセンサーの特性ずれでした。吸気通路内に設けられエンジンに入ってくる空気の量を測定しているセンサーです。今回はセンサーを交換してテスターにて数値とエラーが変化しているのを確認して作業完了です。
No.111 Eクラス W212 レスポンス向上チューン
レスポンスに不満があると仰るオーナー様へ今回はレスポンスUPの定番スプリントブースターを提案させて頂きました。電子制御スロットルのシステムを逆手に取ったパーツでお手軽にレスポンスUPが可能です。
取り付けはアクセルペダルにパーツを取り付け、各配線の引き回しを行えば完了です。乗り味も一気に変わりご満足頂けたと思います。
No.110 Cクラス C200 オイル漏れ修理
リフトに上げて診断スタートです。アンダーカバーを外すと直ぐに漏れ箇所を確認できました。エンジン最後部、ミッションとの繋ぎ目のリアクランクシールです。V6、V8ではお馴染みの漏れ箇所ですが直4エンジンでも同じです。作業はミッションを降ろしての作業になり手間がかかります。
No.109 Eクラス W211 走行時異音修理
ゴーという異音で今回の様に車速に比例して音が出る場合はタイヤ周辺の異音の可能性が高いです。ロードテストと点検の結果、タイヤを支えるハブベアリング劣化が判明しました。
W211の場合はある程度ベアリングの調整で消すことが出来るのですが今回は摩耗が進み交換にて対応となりました。作業はハブを取り外しベアリングを打ち替えます。また交換後はプレロード調整をおこないます。マニュアルを参照しながら正確な数値で作業していきます。
No.108 Cクラス W203 冷却水漏れ修理
冷却水不足の警告灯が点灯してしまっている状態です。幸いまだオーバーヒートには至っていませんでしたが、このまま症状が進行すれば間違いなくオーバーヒートしてしまっていたでしょう。今回の漏れ原因はラジエター本体からです。
200コンプレッサーの場合はラジエター前面にコンプレッサー特有のインタークーラーが取り付けられているのでバンパー等をごっそり外す整備になります。
No.107 Rクラス W251 オイル漏れ修理
リフトアップして点検を進めていきます。今回の原因個所はベンツでは定番のリアクランクシール。エンジンとミッションの接合部分にあるシールです。交換にはミッションを降ろしますが4WDであるRクラスはトランスファとミッションを丸ごと降ろし、またフロントプロペラシャフト等4WD特有のパーツも追加で取り外していくので通常よりもさらに手間がかかります。
No.106 W211 部品持ち込み リアショック交換作業
今回はお客様の部品持ち込みにて作業です。リアショック交換依頼です。
確かに確認するとショックからオイル漏れをおこしています。ショック内部にはオイルとガスが封入されていますが、それらをせき止めているシールが劣化する事で漏れに繋がります。いわいるショック抜けと呼ばれる症状ですね。
抜けが酷くなるとショックによる減衰作用がなくなる為フワフワとした乗り心地になります。また異音が出る場合もあります。