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No.027 W638 エアサスペンション不良
V230、エアサスの警告灯点灯とスイッチで解除できない故障です。まずはDASにてテスター診断、案の定エアサスタイムエラー入力有りこれは必要以上にポンプが作動して、コントロールユニットが強制的に電源をカットしている状態です。故障メモリをリセットしてポンプを作動させます。耳をすますと、シューと音が聞こえます、間違いなくエアー漏れを起こしています。今回はソレノイドバルブを交換して完治しましたが、Vクラスは他からも漏るケースが多々有り一式スプリング方式に交換するのをお勧めします。
No.021 W638 エアコンの風が出ない
まずは、現車にて症状の確認、風量のダイアルは1~4まで有り、どこにしても反応無し!この時点で、疑いはレジスターからブロアモーターへ、早速、単体点検と配線の確認をしてモーター不良を断定、部品を交換して正常な作動を確認して作業完了。
No.020 W638 ミラー脱落
こちらは、お客様が室内でルームミラーに接触した際に起こった症状です。
通常W638の場合はボンドでフロントガラスに取り付けられておりますが、今回は外れた際に、ガラスごと取れてしまった最悪のパターンです。こうなると新品のガラス交換が必要になります。
No.081 W170 足周り整備
試運転を行うと僅かにギコギコという様な音が聞こえます。現象を確認出来ましたのでリフトアップし、足周りを点検していきます。お車はSLKですが基本的な足周り構造はW203とほぼ共通の作りですのでウィークポイントも同じになります。今回は定番のアームブッシュ、ブーツ切れが見られましたのでロアアーム、ラジアスアームを交換して作業完了です。
No.045 R230 足回り異音
まずはDASにてテスター診断です。故障メモリーは電圧低下!ベンツは電圧が低下すると必要最低限以外の機能を停止します。例えばオーディオやバリオルーフなど走行に支障のない物は使用できなくなります。メインと他にサブバッテリーが取り付けられていますので定期的に点検しましょう!異音は定番のナックルボールジョイントでした。交換後はハンドリングも軽くなり快適です。
No.088 W211 車検 ブレーキパッド交換
点検を進めていくとブレーキパッド残量が少なくなっているのを発見しました。輸入車ではパッド残量センサーが付いており、残量が少なくなるとメーター上でドライバーに教えてくれる機構が付いているのがもはや常識です。W211でも勿論搭載していますが、パッドの削れ方等により警告が出ない場合も少なからずあります。今回も残量は1mm程度でしたが警告灯は出ていませんでした。やはり定期的な点検が重要ですよ。
No.082 W210 エンジン不調整備
始動直後マフラーから白煙が出てくると修理依頼です。
始動直後のみ白煙が出てくる症状です。ターボ車であればタービン不良も考えられますが、NA車ですので典型的なオイル下がりと呼ばれる現象です。エンジン内部のシール不良が原因になります。オーバーホールが必要な作業ですが、今回は走行距離や金額も考え中古エンジンの載せ替えを行いました。お客様の希望に合わせて中古、フルオーバーホール、セミオーバーホール等多方向からご提案出来ますよ。
No.069 W211 エンジン不調整備
まずはDASにてテスター診断実施です。ECUには4番シリンダーにミスファイヤー有りのエラーが記憶されていました。後は4番シリンダーが上手く燃焼出来ない原因を探っていくだけです。その後もテスターを使用しながら点検を進めていくとプラグの碍子部分が割れているのを発見しました。割れている部分からリークが発生し、ミスファイヤーに繋がっていました。今回はプラグを交換し作業完了です。
No.065 W211 エンジン不調、オイル漏れ修理
アクセルを踏み込むと震動があり、アイドリングも不安定との修理依頼です。
まずは現象の確認です。確かにアイドリングでも震動があり、アクセルを踏み込んでもスムーズに回転が上がりません。ではDASにてテスター診断実施です。今回はセルフアジャストメント限界値が入っていました。これは燃焼のバランスが狂っています、ということですので続いて排ガステスターにて診断です。HC(炭化水素)がやや高い値です。更に点検を進めていくと原因であるエアーの吸い込みを発見しました。今回はインマニガスケットとインジェクターOリングを交換して作業完了です。また今回は同箇所からブローバイが吹き返してオイルもかなり溜まっていました。
No.064 W210 エアコン修理
エアコンがまったく効かず、車内から異臭がするとの修理依頼です。
早速点検開始です。お客様のご指摘通り車内がエアコンガス臭いです。この段階でほぼ原因は見えてきますが、間違いは許されないので蛍光剤を注入し各部のガス漏れを確認していきます。やはり車内にあるエバポレーターと呼ばれる部品からのガス漏れを確認できました。エバポレーターはダッシュパネルの奥にありますので、作業は運転席から見える範囲全てを外す位の作業になります。今回は同時交換オーリング等も交換し作業完了です。