技術ファイル のカテゴリー一覧
ベンツ車検TOP > ベンツ技術ファイル事例一覧 > カテゴリー
No.078 W203 エンジンオイル漏れ修理
車両をリフトアップし点検開始です。点検を進めていくとエンジンオイルパンよりオイル漏れを発見です。メルセデスでは割と漏らない部分であるエンジンオイルパンですが、やはり距離や年数には勝てないようです。最近点検中に良く目に付くようになってきています。作業はエンジン、足周り等を支えているサブフレームを降ろしての重整備になります。
No.074 W203 ワイパー不良修理
ウィンカーを右に出すとワイパーが動かなくなるとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。DASでは各機能を強制駆動できるモードや機能の作動状況を確認できるモードがあるのでそれを使ってワイパーとウィンカーの機能を確認していきます。各々個別での機能は正常の様ですのでこの二つの機能が交わる個所、つまりウィンカー、ワイパーの複合レバーが怪しいとなります。後は分解して単体点検実施、やはり内部でプラスチックが摩耗し異常な動きをしていました。レバーを交換して作業完了です。
No.072 W202 エンジンオイル漏れ修理
早速車両をリフトアップし点検開始です。走行距離も大分伸びていましたので、やはり各部にガタがきていました。特にエンジン回りのオイル漏れが酷かったので今回は整備させて頂きました。今回はエンジン一番上のタペットカバーのパッキンとエンジン前側を覆っているチェーンカバーのパッキンを交換し、作業完了です。
No.066 W203 オーバーヒート
早速点検開始です。エンジンをかけておくと水温計がかなり高い温度まで上がってきました。現象が確認できましたので更に点検を進めていきます。冷却水の量、漏れ、電動ファンの機能等各所を確認していくとウォーターポンプが怪しいようです。早速外してみると見事に羽とシャフトが離れてしまっています。今回はウォーターポンプを交換して作業完了です。
No.026 W203 エンジン不調
アイドリング時、加速時すべてにおいて調子が悪い状態、DASにてテスター診断です。まずエアマスセンサーの数値が異常におかしい?エンジンシステムの点検もし、各センサーからの信号がめちゃくちゃです。こうなるとたいていはメインハーネスのショートにより、コントロールユニットも故障している可能性大です。ショートしているハーネスを交換し、再度テスター診断です。エアマスセンサーの数値は異常ですが他は安定しています、センサーを交換して初期学習させ作業完了。
No.022 W203 エンジン始動出来ず
走行中に突然エンジンストール!キャリアーによる搬入です。早速DASによるテスター診断です。まず、MEのコントロールユニットに通信できません。実測値で各部の電圧状態及び回路、リレー全てをチェックしてたどり着いたのがメインコントロールユニット!テスターでは判断できませんので基盤のチェックをしたところ、焼けていました。これで原因は確定です。しかし何故焼けたのかが分かりませんので、新品に交換してからの診断となります。交換するのがまた怖いんですよね。
No.089 W211 ヘッドライトレンズ交換
ヘッドライトに細かいひび割れやくすみがあるとの修理依頼です。
早速確認すると2~3mmの傷の様なものが全周に入っています。これはヘッドライトレンズが樹脂製の為、劣化してしまうことで起こります。他にも黄ばみやくすみ等もよく見られます。前期型のW211では年式的にもレンズが傷んでいるお車が多いですね。その様なときはレンズ交換がお勧めです。ヘッドライト内部が傷んでいないのであればレンズ交換で金額も抑えつつ新品同様に復活です。放置していますと見た目が悪いだけでなく、光量も落ち危険ですよ。
No.087 W140 シフトリンケージブッシュ交換
各部を点検していくとシフトリンケージブッシュが欠損しているのを発見しました。室内のシフトレバーとミッションを繋ぐロットの関節部分についているゴム部品ですがW140に限らずW124、W202、W170等など同じぐらいの年代のメルセデスでは同じくよく無くなってしまいます。ブッシュが欠損してしまうとその部分にガタがでてシフトフィールが極端に悪くなります。シフトレバーの左右方向にガタがあったり、レバーを動かしたときにカチッっとした感覚がなく極端にスコスコ動いてしまう場合はこのブッシュの可能性が高いです。愛車のプチリフレッシュにいかかでしょう。また最悪の場合ロットの関節部分が外れてしまうと走行不能になってしまいますよ。
No.084 W220 ハブベアリング交換作業
まずはロードテストの実施です。確かに前側よりロードノイズとは少し違う、ミューンという回転音の様な音が聞こえてきます。原因の当たりがついたところで車両をリフトアップし確認です。やはりハブベアリングと呼ばれるタイヤの回転を担っている箇所にガタがありました。ベンツの場合このベアリングに調整が付いていてある程度の範囲はカバーできるのですが、今回は調整ではガタを修正しきれなかったのでベアリング交換になりました。
No.080 W220 オートクロージャー整備
半ドア時に自動で閉め切ってくれるオートクロージャー機能が効かないとの修理依頼です。
早速DASにて診断開始です。オートクロージャーは圧縮エアの力を利用して動いていますので原因はそのエアシステムのどこかという事になります。DASにて点検を進めていくと圧縮エアを作りだすポンプの不良が判明しました。テスターにて強制的に動かしても動きませんでしたのでポンプ本体を交換です。交換後は機能もバッチリ回復しましたので整備完了です。