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No.005 W210 オイル漏れ修理
まずは下回りの洗浄から始めます。的確に漏れている箇所を見極めるには必須ですね。今回、原因はエンジンタペットカバーからの漏れとリヤクランクシールからのオイル漏れが原因でした。シールの交換はオートマミッションを一度脱着する整備になりますので厄介ですね。タペットは定番ですのでパッキンを交換すれば完了になります。この手の修理は同系列のエンジンは共通です。
No.12 W219 SRS警告灯点灯
まずはDASにてテスター診断実施です。内部SRSのシステムエラーを確認した所、助手席着座センサーの不良を確認しました。これは助手席に人が乗車しているか否かを判断しているセンサーになります。メルセデスベンツの場合、エラーが入力されている状態ではシステムが作動しませんので万が一の時には大変危険です。センサー交換にはシートを脱着して革を剥がさなくてはならず少々手間が掛かります。
No.003 CLKクラス W209 下回り異音とオイル漏れ
2004年のCLKクラス、エンジンを始動しアイドリングで停止しているとかすかにカチャカチャと音が聞こえます。走行して見ると音は大きくなり何かが破損している感じです。オイル漏れは一日車を止めておくと地面に跡が残る程度です。
オイル漏れもありますので、リフトアップして点検です。するとミッションマウントの取り付け部分が破損している事が分かりました。オイル漏れもオートマのオイルパンからの漏れでしたので今回はフィルターと合わせて同時交換で作業を進めました。
No.052 W215 ABC警告灯点灯
走行中ABC警告メッセージ点灯、それに伴いABCコントロール出来ない修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ABCユニット内に油圧低下のエラーを確認できました。ですがこれだけでは原因に結びつきません。このエラーから考えらる原因を考え、一つ一つ点検、点検結果からあり得ない可能性を削いでいくことで初めて原因に到達できます。今回は油圧低下ですのでポンプ不良にて油圧低下、油圧を計測するセンサーの故障、油路がつまりセンサーに圧力が届いていない等いくつもの可能性があります。点検深度を深め今回はポンプの性能低下が判明しました。ポンプと同時交換Oリング等を交換し作業完了です。無事警告メッセージも出なくなりました。
No.062 W220 エンジン不動
まずは現象の確認からスタートです。一口にエンジンがかからないといっても原因は様々ですのでどの様な不具合が起きているのかしっかりと把握してからでないと点検はできません。今回はクランキングはするが初爆がない症状です。続いてDASにてエラーの確認、今回はエラー無しでしたのでアナログな点検に切り替え進めていきます。原因はフューエルポンプの可能性が高そうですので単体点検を実施、確証を得られましたので交換して修理完了です。
No.051 W220 シーズンチェック
シーズンチェックで御入庫頂きました。エンジンや足周りに特に気になる所は無いが、エアコンの風が臭いとのご用命です。
点検を進めていきます。エアコンの臭いでまず一番に考えられるのはエアコンフィルターです。特に中古車をお乗りの方は前オーナー様が気になさらない方ですと新車時から一度も交換していない、ということもあります。早速取り外してみるとやはり年数相応の汚れ、ホコリ等が見受けられました。W220ではダストとチャコール2種類のエアコンフィルターがありますので今回はどちらも交換して作業完了です。フィルター交換でも症状が改善しない場合はエアコンシステムを全て取り外し、洗浄、脱臭作業が必要になります。
No.050 W221 後期仕様に変更
前期のW221ですので後期のルックスに仕様変更のご依頼です。
定番はヘッドライトとドアミラーAssy及びテールレンズの交換から入ります。これだけでも十分かっこよくなりますが、さらに、その先はS65ルックに変更、フロントバンパー+サイドステップ+リヤスカート+マフラーと組んでいきます。アルミまで変更すれば完璧です。また、トラブルを避けるために、取り付けは実績のあるお店を選んだ方が良いですよ。
No.032 W220 ESP/BAS警告灯点灯
早速DASによる故障診断でショートテストを行い、エラーコードを点検します。入力されていたコードはトリガースイッチ・ストロークエラー、これでおおよその見当が付きましたので実測値を見ながらの故障診断を行います。ゆっくりブレーキを踏み、ゆっくりはなす実測値が変化しません。この部品が悪いのは確認できましたが、ベンツの場合、故障が重複している事が多いので注意が必要ですよ。交換後は実測値も変化し修理完了です。
No.029 W220 足回り異音
S320、走行中又は段差でゴトゴト音、ギィーギィー音が出る、足回り異音の修理です。リフトアップをしてブッシュ類の点検です。まずロアアームブッシュの抜け、ナックルボールジョイントのブーツ破れ、ラジアスアームの亀裂、交換すれば修理完了ですが、ロアアームがサブフレームに干渉しておりサブフレームも交換になりました。早い段階で点検をしていれば、フレーム交換までは必要なかったと思います。またアーム類の交換もタイヤが地面に接地している状態で交換しないと駄目ですよ!他社様で交換されて走りがおかしくなった場合、このケースが多いです。マニュアルは守りましょう。
No.028 W220 シフトが抜けない
S500、シフトが抜けない故障です。DASにテスター診断、シフトゲートのコントロールユニットに通信できません。この時点で、シフトゲートの不良ですが、パーキングから抜けないと言うことは車がまったく動かせない状態です。センターコンソールを分解し、強制的にシフトをドライブ状態にして車両を移動させなければなりません。シフトが入りにくくなったなと思ったら早めの交換がいいですね、コントロールユニットを交換しバリエーションコード入力、実測値にて通信できていることを確認して作業完了です。