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No.177 Sクラス W220 足回り異音修理
ステアリングを切った時にギコギコ音がするとの修理依頼です。
W220定番の足回り異音ですね。早速現象をロードテストで確認しリフトアップ、原因を特定しきていきます。今回は症状も酷く、常に異音が出ている状態でしたので原因特定もスムーズに行えました。これが「時々」や「高速走行時だけ」等ですと非常に難解になります。
異音の原因は定番のナックルボールジョイントではなくショックロアージョイントでした。外してみると手でガタが確認できる程でした。
今回はロアアームを交換して作業完了です。
No.176 Sクラス W220 エアバック警告灯修理
エアバック警告灯の修理依頼です。諦めて放置してしまうお客様も多いですがもしもの時を守る装置ですので出来れば早期修理をお勧めします。
DASにてテスター診断を行うと助手席の着座センサーのエラーが入力されていました。助手席に人が座っているかを検知するセンサーです。エアバック警告灯では多い事例ですね。交換は非常に大変でシート本体を車両から外し、そこから座面、パワーシート駆動部等を外し、クッションをレザーとスポンジに分解し初めて交換できます。
No.175 Cクラス W203 オーディオ不調修理
時々オーディオが不調(操作出来ず、音も出ない)との修理依頼です。
早速診断を進めていきます。W203ぐらいの年式ではまだオーディオシステムが単体で組まれているので診断はオーディオ回路を辿っていけば大方解決します。
(現代の車はオーディオ、ナビ、車両システム等が複合し一つの大きなネットワークを形成しているので診断も大変です…)今回は症状から考えヘッドユニットの不良が考えられましたのでセンターコンソール付近を分解、裏側のハーネスの電圧を測定し診断していきます。診断の結果やはりヘッドユニット不良が判明しましたのでお客様とご相談上、今回は中古部品にて修理対応致しました。
No.174 Sクラス W222 キャリパー塗装カスタム
まだトラブルとは無縁の現行型W222のご入庫です。今回はキャリパー塗装のご依頼を頂きました。純正は味気ない金属色ですのでこれを赤に変更です。
弊社のキャリパー塗装は一度キャリパーを全て取り外し、塗装していきます。そのまま表面だけ塗るのとはクオリティーに差が出ますね!内側や裏までキッチリ塗装しAMGのロゴを入れれば完了です。外す過程でブレーキラインを切るのでブレーキのエア抜き作業が必要になります。また電動パーキングブレーキなので作業にはテスターが必須です。
No.172 Eクラス W211 ヘッドライト交換依頼
W211のヘッドライトは劣化により透明感が無くなってきます。酷い車両になってくるとライトの明るさにも影響してきます。今回は純正ではなく社外品のヘッドライトに交換です。もちろんレンズだけの交換等も可能ですので、悩んでいる方は是非ご相談ください!
No.171 Eクラス W211 コラム調整機能修理
早速診断を始めていきます。このお車は前後のテレスコピックと上下のチルトどちらもモーターとギアを使って電動で動かすことができます。今回の場合はトレスコピックは問題ありませんがチルト側がモーターの音は聞こえますが動きません。こうなると怪しいのは動力伝達系統ですのでハンドル、メーター周りを分解して探っていきます。
原因として見つかったのがモーターから動力を伝える樹脂製のシャフト!見事に割れてしまっていました。交換はステアリングシャフトAssyを外す必要がある為時間がかかります。
No.170 CLKクラス W209 デフオイル漏れ修理
早速車両を上げ診断していきます。車両下から診断を進めていきます。今回の漏れ個所はエンジンでもミッションでもなく車両後部に取り付けられているデフでした。メルセデスではある程度年式が経つと漏れの多い箇所です。修理にはデフを降ろす必要があるのでマフラー、プロペラシャフト、ドライブシャフト等も外す必要があり時間が掛かってしまいます。
No.169 Cクラス W203 ミラーフラッシャー不灯修理
運転席側ドアミラーフラッシャーが点灯しないとの修理依頼です。
W203では定番のトラブルですね。不灯のままでは車検にも合格出来ません!一番多い原因はドアミラー内部でのハーネス切れ。ミラー格納時に毎回ハーネスが動かされてしまうので劣化し切れてしまう事が多いです。しかし診断を進めていくと今回は違うようです。マニュアルの回路図とDASを使い診断していくと不良の原因は制御を司るドアモジュールでした。修理はモジュールを交換しコーディング作業をテスターにて行い完成です。
No.168 Cクラス W203 足回り異音修理
段差やハンドルを切った時に異音がするとの修理依頼です。
まずはロードテストです。異音は複数で段差でゴトゴト、ステアリングを操作するとギーコギーコ音がします。複数種の異音がする場合、異音原因も複数ある事が予想されますので診断は通常より難しくなります。実際の診断はリフトアップし確認、集音器を使いロードテストを繰り返し原因を絞っていきます。今回は足回りメインとなるロアアームとラジアスアームが異音の発生元でした。ボールジョイントが不良のラジアスアームはAssy、ブッシュ不良のロアアームはブッシュのみの打ち替えにて対応し修理しました。修理後は異音も収まり見違えるように走りも良くなりましたよ!
No.167 Cクラス W203 バッテリーチャージ異常修理
走行中にバッテリーチャージほか多数の警告灯が点灯したとの修理依頼です。
警告灯は一時的で消えたそうで、現在はSRSの警告灯が点灯しているだけです。ではDASにて診断を進めていきます。一時的に点灯した警告灯に関しても履歴として確認することができるので診断可能です。今回は全てのコントロールユニットにオーバーボルテージ。規定電圧以上が掛かったというエラーが入力されていました。
そうなると疑わしきは発電を司っているオルタネーターですね。ラッキーなことに診断中症状がたまたまでましたのでオルタネーターの単体点検を行うと既定電圧を大きく超えていました。原因がわかりましたので今回はオルタネーターを交換して作業完了です。