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メルセデスベンツ Aクラス/W177 エアコン点検 修理

マリオットマーキーズベンツ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日ご紹介する整備はベンツAクラスW177のエアコン修理です。

エアコンをオンにしても冷風がでないということでご入庫いただきました。

早速エアコンゲージを接続してガス圧を確認してみると、ガスは入っていますのでガス漏れが原因ではなさそうです。

次はエアコン回路の点検を進めます。

電動ファンの作動とガス圧を測定するセンサーに問題はなく、エンジンをかけてエアコンコンプレッサーをオンにしてもガス圧が全く上がりません。
結果、エアコンコンプレッサーが故障していることがわかります。

コンプレッサーはエアコンガスを圧縮する部品でコンプレッサーが故障するとエアコンが効きづらくなったり、今回のように全く効かなくなります。

お客様にご提案させていただき、コンプレッサーの交換修理となりました。

コンプレッサーはエンジン下側に付いていてベルトを外して交換します。

こちらが交換したコンプレッサーです。

取り付けは逆の手順で行い、最後にエアコンのガスを補充します。

コンプレッサー交換後、しっかり冷風がでることを確認し作業完了となりました。

猛暑の中エアコンは重要な機能ですが、エアコンコンプレッサーの交換修理は高額になりやすいところではあります。
弊社の場合は純正部品以外にOEM品などもご用意することができます。
エアコン修理費用が気になる方はぜひ点検ご依頼ください。

メルセデスベンツ 7年目 5年目の車検について

初回はディーラー車検

車検場

メルセデスベンツの車検はどこで受けるでしょうか?
ディーラー以外にも弊社のような民間整備工場や、指定工場を併設している格安車検場や量販店、ガソリンスタンド、もしくは自ら車検を通すユーザー車検があります。

輸入車であるメルセデスベンツなのでパーツも海外製が多くはありますが、メルセデスベンツは日本では非常に人気のブランドです。
国内でもパーツ流通も多く、ディーラーもシュテルン、ヤナセをはじめ全国にあります。

メルセデスベンツを新車で購入した場合、メルセデス・ケアが付いており、最初の3年目の車検はディーラーで受けるのが一般的です。
メルセデスベンツも日本車と遜色なく信頼性も向上しており初回車検は消耗品などの交換がメインです。

もちろん、走行距離が伸びたりや使い方により修理する箇所が増えればまた変わってきますが、初回車検は正規ディーラーへ依頼しましょう。

一般的なメンテナンススケジュール

車検は初回は3年、次回から2年ごとに保安基準を確認し、その自動車の所有権を確認・公証するための国に義務づけられた制度です。
(国土交通省:自動車の点検整備

ライトの点灯、光軸やブレーキパッドの減り具合等基本的な性能をチェックするのですが、車検項目を満たせば性能が保証されるのか・・・と言うとすべてカバーしているわけではないところがわかりずらいところでもあります。

もちろん自動車も機械ですから定期的にメンテナンスをする方が性能は保たれます。
最初の頃は良くても年数が経ち走行距離が増えると、点検が必要にもなります。

メルセデスベンツの車検は高い?

車検費用は、法定費用と整備代になります。
法定費用は、重量税+自賠責保険+印紙代の合計になり、約4~6万になります。(※自家用車)
重量税はエコカー減税が適応され電気自動車や2030年燃費基準120%以上達成車は減免されます。
(メルセデスベンツの場合ハイブリッド車でも50%なので初回車検のみが減税対象です)

輸入車(外国メーカー車)のエコカー減税対象車
※自賠責保険も見直しにより調整が入ります。
※印紙代は指定工場と認証工場で変わります。

整備代は、主に車検点検料と整備する箇所のパーツ代と技術料、ゴム類など再利用できないショートパーツ、サービス料になります。

点検料やサービス料はお店により違い様々です。
サービス料は現在の電子化されている自動車では必須のテスター使用料や、代車のガソリン代、書類作成、オイル洗浄などがあります。

弊社は、車種不問 点検料32,800円で車検点検を承っています。車検以外の項目も同時に点検し、気になる箇所をお見積を交えお伝えさせていただきます。
スピード&安さ重視よりしっかりと直したい方におすすめです。

また早期車検予約の場合点検料を割引するキャンペーンも行っています。ディーラーと違いリビルト品やOEM品も使用でき、パーツは輸入車組合や実績のある流通各社から仕入れを行っておりますので、費用がかなり掛かってしまう箇所の修理もなるべくお安くお見積をご提案することもできます。

ベンツ 5年目 車検 費用

気になる5年目の車検費用ですが、弊社の場合メルセデスベンツと言えばEクラスやSクラス等セダンがメインでしたが、ここ数年はSUVモデルも増えています。
信頼性が向上しており、5年目ではそこまで車検費用がかかるわけではありません。
法定費用と点検料合わせて約10万円+数か所整備というプランが多く20万以下が多くなっています。

もちろん重大な箇所の修理や、タイヤ交換、板金などが入ると高くなりますが、東京都内あまり乗らない場合は数点の交換といった具合です。

ベンツ 7年目 車検 費用

新車ではなくても中古車で購入した場合、7年目の車検も一般的です。
メルセデスベンツなので、セダンからコンパクトカー、GクラスやVクラスもあり使用頻度により消耗品も様々ですが、費用が高くなる点でオイル漏れ、冷却水漏れ、エンジン不調などがあります。
機械ですから不調の場合、何が原因かを特定し、不良個所を交換し修理する必要があります。
漏れ修理の場合、簡単であれば部分で済みますが距離数が伸びていると再使用できないホースや、同時交換が好ましい箇所もあり費用が増える場合があります。

7年目の車検費用というと、20万円ほどはかかってくると思います。
足廻りのブレーキやブレーキローターも摩耗限度を超えている場合必要になってきます。
昔みたいに、「10年10万キロ」時に交換する部品などは(タイミングベルト/タイミングチェーン等)近年はなくなっていますが、トラブルを回避するために早めの整備を検討するのがベターです。

(適度に走ることもポイントですが)もちろん東京都内でほとんど走らない場合、20万円以下もあり得ると思いますのでぜひ点検ご依頼ください。

よくある項目 消耗品

エンジンオイル交換

エンジンオイル交換
エンジンオイル交換

新しい車や日本車は積極的に変える人は少ない印象ですが、基本的には走行距離5000~10000キロで交換が目安です。
弊社では純正オイルのFUCHSを使用しています。
AMGモデルなどスポーツモデルはオイルの減りや汚れが速いので点検時交換が一般的です。

バッテリー

バッテリー
バッテリー
バッテリー
バッテリー

バッテリーも耐用年数は2~5年ほどなので、年式や使用頻度によってまちまちです。サブバッテリーやバックアップバッテリーがあるので同時交換だと費用が増えがちです。
バッテリーは電圧ではなく内部の容量をチェックし3年経過しているのであれば交換がお勧めです。

タイヤ

タイヤすり減り
タイヤすり減り
タイヤすり減り
タイヤすり減り

メルセデスベンツ純正タイヤ(コンチネンタル/ミシェラン/ピレリ/ダンロップ)のほかに近年では韓国メーカーなども見られますね。
4本替えると高くなります。溝のスリップラインが1.6mmだと車検が通らないのですが、3~4mmでも雨の日を考慮し早めに替える場合もあります。

修理系

サスペンション関係

ベンツ足回り
ベンツショックアブソーバー
エアサス
ベンツエアサス
ベンツエアサス

近年の車はエアサス搭載車も増え、乗り心地もさらに向上しましたが年数が経つと漏れてくるのがエアサスペンションです。
車高が下がり、特にフロントが漏れている場合はハンドルを切れない状況になってしまいます。原因はエアバック部の亀裂や劣化による空気もれ、コンプレッサーの圧縮異常などがあり、交換一式となると(クラスによって)数十万~と高額です。
油圧式でもメルセデスベンツの場合、アクティブボディコントロールやSクラスのマジックボディコントロールなど電子制御システムになってきており、故障すると高めの現状になってきています。

ブレーキ関係

ブレーキパッド、ブレーキローター、定期交換油脂のブレーキフルード交換などがあります。
自動車を止める重要な箇所なので、年間走行距離が少ないオーナー様でも5~7年となるとそろそろ交換が必須です。

イグニッションコイル、スパークプラグ

イグニッションコイル
スパークプラグ

5年目くらいから増えてくるエンジンの吹け上がりが悪い、アイドリング不調の原因となるとイグニッションコイルが疑われます。
エンジン内部で噴霧したガソリンに点火燃焼させエンジンを動かすパーツです。
エンジン警告灯が付いた場合などは点検修理が必要です。

エアコン

エアコン
エアコン

こちらは5~7年目ではあまりないかもしれませんが、近年夏の暑さは厳しいですね。
エアコン不調の場合はぜひお問い合わせください。
フィルターの目詰まりから、エア漏れ、コンプレッサー不良など、簡単な物から金額がかかる物までありますのでまずは点検ご依頼ください。
また、2019年以降の新車はエアコンのガスも新しいタイプになり対応している工場が必須となります。

メルセデスベンツも車ですので、国産、輸入車問わず多く使っていればそれだけ瑕疵(かし)も増えるのは当然です。
ですが、使い方によって一律に高い安いとも言えませんのでまずは点検ご依頼ください。

弊社は認定工場のため車検場へ持ち込み車検を通すので車はお預かりになります。
車検の場合約1週間ほどが目安ですが、しっかりと点検しお見積を作成し、それをもとに写真を交え車の状態をご説明させていただき、適正な価格のパーツを発注・整備を行います。
中古で購入された車のメンテナンスや、長く乗っていない車など・・・気になる箇所が多い車はぜひご相談ください。

メルセデスAMG G63 12ヶ月点検

マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はメルセデスベンツ AMG G63 12ヶ月点検です。


気になるところは特に無いとの事ですが細かく点検していきます。

まずは灯火類(ヘッドライトやテールライト等)の点検、エンジンオイルやエアコンフィルター等の点検、オイル漏れ、足回り等の点検を行い、全体的に状態が良かったので今回は消耗品のみお見積もりさせていただき、ご了承いただけたので作業に入ります。

まずはエアクリーナーから交換します。

新しいGクラスはタービンが上にあるレイアウトなのでエアクリーナーがエンジン手前にあります。
センサー等のコネクター、各ホースを外し交換を行います。

次にエンジンオイルを交換します。
この型のエンジンオイルフィルターはエンジン下側に付いているのでオイルを抜きながらフィルターも交換します。
オイルは結構汚れていました。

次にエアコンフィルターを交換します。
エアコンフィルターは内気用、外気用がありエンジンルームにあるのは外気用です。

内気用は助手席足元にあり、足元のカバーを外して作業します。
輸入車は基本外気導入なので外気用フィルターは結構汚れやすいと思います。

ワイパーブレードも交換し、全て交換が終わったのでテストを行います。
漏れやオイルレベルも問題ありませんでしたので作業完了となります。

弊社ではお車の定期的な点検をお勧めしております。点検を行う事でベストコンディションを保つ事ができます。
その際はぜひ一度弊社へお問い合わせください。

メルセデスベンツ SL R129 車検整備

本日は車検でご入庫されたベンツR129のエンジンマウント交換とフロントショック交換をご紹介します。

かつての名車の域に入りつつあるSL4代目、R129。
当初はV12エンジンが搭載されているモデルも存在していました。

まずエンジンマウントの交換から行います。
車検の点検でエンジンの振動が通常よりも大きく、劣化によりエンジンマウントのブッシュがかなり潰れてエンジンが下がっていることがわかったので今回交換させていただくことになりました。

エンジンマウントの交換はエンジンとマウントを切り離しジャッキなどでエンジンを持ち上げて作業を行います。

慎重にエンジンを持ち上げてなんとか外すことができました。

こちらが交換するエンジンマウントです。
左が旧部品で右が新品です。こうして並べて比べるとどれだけマウントが潰れているのかわかると思います。
エンジンの振動もこれではボディに伝わってしまいますね。

続いてフロントショックの交換を行います。

フロントショックのアッパーマウントに大きなクラックが入ってしまっており、ショックの減衰性能が低下している為、今回アッパーマウントとショック本体を交換させていただくことになりました。

R129のフロントショックはコイルスプリングとショックアブソーバーが別れているタイプなので、サスペンションを分解せず交換することができます。

一緒にバンプラバーやダストブーツも交換させていただきました。

作業後試運転を行いましたが、エンジンの振動はなくなり、ショックの減衰も改善して新車のような乗り心地に変わりました。

年式が経った車両でも今回のように部品交換を行えばまだまだ楽しく快適に走行いただけますので、何か気になることがあればご相談ください。
珍しいお車も少しでも長く付き合っていただければと思います。

弊社では東京以外でも、神奈川、埼玉、千葉など遠方からもご来店頂いております。
何かお困りの事がございましたら、ぜひお問い合わせください。

メルセデスベンツ Cクラス ワゴン AMG エアコン効かない 点検 修理

マリオットマーキーズベンツ整備ブログをご覧いただきありがとう御座います。

今回はベンツAMG Cクラス ワゴン エアコンが効かないとのご依頼です。

まずは症状確認から行います。

ACスイッチを押しても冷風が出ずコンプレッサーが作動していない様な感じです。
コンプレッサーはACガスが少ない場合などでも作動しない事があるのでガス圧やプレッシャースイッチ等の点検を行います。

点検を進めた結果ACガスの量やユニットからの信号は特に問題有りませんでした。
考えられるのはコンプレッサー本体の故障と判断し、お客様へご案内、ご了承いただけたので作業に入ります。

W205/S205型 AMGの場合はコンプレッサーを外すのにバンパーを外すのでしっかりと養生を行い傷がつかない様にします。

フロントバンパーを外すとフロントキャリアには様々な部品が取り付けられています。

エンジンとフロントキャリアの間のクリアランス(隙間)が狭いのでラジエーターやコンデンサー等切り離し前にずらします。
ラジエーターが落ちない様に支えておきます

今回はフロントメンバーを下げてACコンプレッサーの交換を行いました。
写真は真横からコンプレッサーを見た時の写真です。

交換を終え真空引きを行いガスを補充してエンジンを始動させます。

冷えの確認、漏れの確認を行い問題ないので作業完了となります。

弊社では東京以外でも、神奈川、埼玉、千葉など遠方からもご来店頂いております。
お車のことで何かお困りの事がございましたら、ぜひ弊社へご相談ください。

メルセデスベンツ Sクラス(W222) 車検整備 足回りチェック

いつもマリオットマーキーズベンツ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介する整備はメルセデスベンツ Sクラス W222型の車検整備です。

W222型も早くも登場から約10年となり、車検、修理についてのお問い合わせも多くいただくようになってきました。

車検と一緒に足回りが気になるとのご依頼も承りました。
Sクラスはベンツの中でも最高級クラスなので重量も有ります。
年数が経つと足回りのヘタリが出てきやすく乗り心地もかなり変わってしまうと思います。

早速点検を進めていきます。
灯火類等点検を行い、エンジンルームの点検を行なっている際にベルトの硬化が見られたので部品出しします。

次にご依頼がある下回りの点検を行います。
リフトを上げ点検していくとロアアーム、ラジアスアームのブッシュに亀裂を確認しました。
他には足回りに異常はありませんでしたのでその他定期交換部品と共にお見積ご提案させて頂きました。

お客様へ説明を行い、ご納得いただけたので作業に入ります。
まずはベルト廻りや、エンジンオイルの交換をおこないます。

次にメインの足回りの交換作業になります。
特に外すものはありませんがボールジョイント側のナットが他の車両と比べて少し特殊なものが使用されています。
適切な工具を使用し交換を行います。

作業後、異常がないかどうかテスト走行し特に異常が無かったので作業完了となります。

SクラスW222型も年数を数え、見た目は良い物の警告灯が付いている・・・などのお問い合わせも増えてきています。
現在の車検は警告灯点灯があると検査ラインを通せなくなっているので、ぜひ弊社へご相談ください。

お車のことで何か気になる事がございましたら、車検と同時に気になるところも同時にチェックします。

メルセデスベンツ Eクラス W212 水漏れ修理

マリオットマーキーズベンツ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介する整備はベンツEクラス(W212)の冷却水漏れ修理です。

早速点検していきます。
ボンネットを開けて冷却水タンク内の水量を確認すると冷却水がLowレベルを下回っていて、エンジンルームから甘い臭いがしてきます。

冷却水が漏れていそうですが、上からだと漏れが確認できなかったので車両をリフトアップして下から確認していきます。

アンダーカバーを取り外すと前辺りが冷却水で濡れていて、ラジエーターからの漏れが見つかりました。

さらにエンジン後ろの方にも冷却水が垂れていました。

目視では確認できなかったのでスコープを使用して点検したところ、エンジン裏に付いているヒーターのシャットオフバルブとヒーターホースからクーラント漏れをしていることがわかりました。

お客様にご説明させていただき、ラジエーターとラジエーター廻りの劣化したホース、シャットオフバルブとヒーターホースの交換を行います。

まずはシャットオフバルブを交換します。
エンジン裏に付いていて、バキュームポンプを外さないと交換できません。
バキュームポンプを外してもかなり狭いので工具を選んで慎重に取り外していきます。

こちらがシャットオフバルブです。
取り外す際に割れてしまうほど樹脂部が熱で劣化していました。
新品は対策品に変わっています。

漏れていたヒーターホースも対策品へと変わっていました。

ラジエーター交換もラジエーターを外すまでの工程が多く時間がかかります。

このようにフロントバンパー、ヘッドライト、バンパーキャリアなどをごっそり外さなければラジエーターにアクセスできません。

ラジエーターを引き抜き、新品のラジエーターを慎重に組み付けます。
組み付け後は逆の順序で戻していき、冷却水のエア抜きをしてリークテスターにて漏れの確認を行います。
漏れがなく試運転をして問題がありませんでしたので作業完了です。

冷却水漏れが起きるとエンジンの冷却性能が低下し、エンジンオーバーヒートに繋がり最悪の場合、エンジンが故障してしまう可能性があります。
クーラントの警告灯が付いてしまった。クーラントの減りが速い感じがする、甘いにおいがする、駐車場に水の垂れた跡がある等、気になることがあれば暑い季節になる前に一度点検をおすすめします。

弊社では東京以外でも、神奈川、埼玉、千葉など遠方からもご来店頂いております。
お車のことで何かお困りの事がございましたら、ぜひ弊社へご相談ください。

メルセデスベンツ Sクラス w222 S500 エアバック警告灯 原因 点検 修理

マリオットマーキーズメルセデスベンツ整備スタッフブログをご覧いただきありがとうございます

本日のご依頼はエアバックの警告灯が点灯したとの事でご依頼いただきました。

警告表示が出ておりエアバック警告灯の点灯理由は様々ありますのでまずは専用テスターで点検します。

テスターで確認するとどうやら左リアシートのシートベルトバックルに不具合があるようです。
左リアドアを開けると伸びてくるはずのシートベルトバックルが伸びてきません。

テスターで電流等ステータスを確認するとユニットからの信号や電流は流れていますが作動しません。
アクティブテストを行うとバックルのLEDは点灯し、伸び側は作動しませんが縮み側は作動するのでシートベルトバックル本体の故障となりました。

お客様に説明し作業をしていきます。
リアシートを外し、ぶ厚い防音材をめくるとシルバーの部品があります。

色々な機構がついているので普通のバックルとは違いますね。
それを取り外し取り付けます。

交換が終わったら取り外した部品を元に戻し作業完了と言いたいところですが、キャリブレーションを行い作動確認をします。

無事キャリブレーションも終わり、ドアを開ければ伸びてきますし、シートベルトを締めると縮みます。
これで作業完了になります。

今回のエアバック警告灯もですが車両が出す警告灯は様々な要因が絡んでいる場合が多々あり、汎用テスターでは検知できない事もあります。
その様な時でも是非専用テスターがある弊社へご相談頂ければと思います。

ベンツSクラス W220 車検整備&シフトレバー故障 点検 修理

マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日はベンツSクラス W220の車検整備をご紹介します。

車検整備の他にシフトレバーが時々パーキングの位置から動かなくなるというご依頼もお受けしましたので合わせて点検を行います。

まずは車検の点検ですが、車検取得の為、灯火類、エンジンルーム、下廻りを確認していきます。

W220は足廻りの部品に不具合が出やすいのですが、毎年メンテナンスをされている車両でしたので特に異常はなく、今回は汚れているエンジンオイル、ブレーキオイル、エアクリーナーエレメントの消耗品の交換をご提案させていただきました。

エアーエレメントがけっこう汚れていますね。

次にご依頼を受けたシフトレバーの点検です。

まずは症状の確認から行います。
シフトレバーをPの位置から動かそうとするとブレーキペダルを踏んでいても、シフトが引っ掛かりシフトレバーが動かない時があります。シフトロックの解除がうまく出来ていないようです。
ブレーキスイッチには問題がありませんでしたので、おそらくシフトレバー本体のどこかに不具合がありそうです。

原因を特定するにはシフトレバーを外して分解する必要があります。

早速外していきます。

センターコンソールを外して

シフトレバーが外れましたので分解して点検します。

実際に動かして動作確認をしたところシフトロックを解除するソレノイドがうまく作動しておらず、シフトロックが解除できていないことがわかりました。

シフトレバー本体での交換が必要になる為、お客様にご相談させていただき交換となりました。

交換後は症状が改善し、シフトレバーがスムーズに動くようになりました。

今回のように弊社では車検整備の他にも気になるところがありましたら一緒に整備可能ですので、何かあればぜひご相談ください。

ベンツ CL 500(w215) ABC警告灯点灯 点検 故障 修理

マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回のご依頼はベンツCL ABC警告灯が点灯するとのことでご入庫いただきました。

ベンツ警告灯点灯点検修理

ベンツのABCは油圧で乗り心地を変えられる画期的な機能ですがそこが弱点となってしまっており定番故障になってしまいました。

まずは車両の確認から行っていきます。
車高は下がっていないので酷いオイル漏れ等は無いような感じです。

ポンプ廻りや各部サスペンション部分の点検を行い、ポンプ廻りに少し滲みがありましたが警告灯が点灯するほどのオイル漏れではないので次にテスターにてABCポンプの発生圧力をチェックします。
ABCポンプは最高200bar発生するのですが車両についているポンプでは圧力があまり上がらず、保持もできないような状態でしたのでABCポンプ故障と判断し、お客様へ説明したところご了承頂けたので作業を行います。

ベンツ警告灯点灯点検修理

エンジンルーム向かって右側にあるABCポンプはパワーステアリングポンプと一体になっており同時に交換となります。
一体とは言え規定圧力が違うので回路やリザーブタンクもそれぞれ分かれています。
まずはポンプを外すスペースをつくるために電動ファン、ベルトを外していきます。

ベンツ警告灯点灯点検修理

ベンツ警告灯点灯点検修理

ベルトが外れたらポンプ周りのパイプやホースを外し、ポンプ本体を取り外します。
ポンプ交換には結構時間がかかりますが外すものを外せば取り出すのは簡単です。

ベンツ警告灯点灯点検修理

ベンツ警告灯点灯点検修理

エンジンルームをきれいにしてから取り付けていきます。
取り付け後パワーステアリング側、ABC側のエア抜きを行い、故障メモリーを確認後問題なければメモリーを消去、試運転を行います。

漏れが無いこと、作動に問題が無いことも確認できたので完了となります。

ABCの警告灯がついた事が有るけどたまに点灯するくらいだから…と放置していた場合いざという時に走行不可能になってしまう事もあります。
弊社ではベンツ専用テスターで点検する事が可能ですのでABC関連で不安な事がありましたらまずはご相談ください。

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※点検前のお見積もりはお答えできません。
※入庫前の部品のみのお見積もりはお断りさせていただいています。

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