マリオットマーキーズメルセデスベンツ整備スタッフブログをご覧いただきありがとうございます
本日のご依頼はエアバックの警告灯が点灯したとの事でご依頼いただきました。
警告表示が出ておりエアバック警告灯の点灯理由は様々ありますのでまずは専用テスターで点検します。
テスターで確認するとどうやら左リアシートのシートベルトバックルに不具合があるようです。
左リアドアを開けると伸びてくるはずのシートベルトバックルが伸びてきません。
テスターで電流等ステータスを確認するとユニットからの信号や電流は流れていますが作動しません。
アクティブテストを行うとバックルのLEDは点灯し、伸び側は作動しませんが縮み側は作動するのでシートベルトバックル本体の故障となりました。
お客様に説明し作業をしていきます。
リアシートを外し、ぶ厚い防音材をめくるとシルバーの部品があります。
色々な機構がついているので普通のバックルとは違いますね。
それを取り外し取り付けます。
交換が終わったら取り外した部品を元に戻し作業完了と言いたいところですが、キャリブレーションを行い作動確認をします。
無事キャリブレーションも終わり、ドアを開ければ伸びてきますし、シートベルトを締めると縮みます。
これで作業完了になります。
今回のエアバック警告灯もですが車両が出す警告灯は様々な要因が絡んでいる場合が多々あり、汎用テスターでは検知できない事もあります。
その様な時でも是非専用テスターがある弊社へご相談頂ければと思います。