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メルセデスベンツ3代目Eクラス W211 多い修理事例

今回はメルセデスベンツW211で多い修理事例のご紹介です。

W211にお乗りの方はご参考にしてください。

車検や点検時に行うテスター診断により故障履歴や瑕疵をチェックしますが良く入力されているエラーは・・・

タンブルフラップ

何?と思われる部品名ですが、診断を進めていくとインレットマニホールドの内部フラップの切り替えアクチュエーターの事とわかります。
アクチューエータが折れフラップを動かせない状態時にこちらのエラーが入力されるんですね。
また、このままの状態で乗り続けるとエンジン警告灯が点灯し始めてオーナー様が異常に気付くと言うケースですね。

警告灯が点灯した場合はもう一点。

混合気がリーン

こちらも一緒に入力されていた場合は高確率でインレットマニホールドが歪んでいます。
歪んだ隙間からエアーを吸いこんでいるんです。

二次空気(外気)を吸いこんでいる状態です(警告灯点灯)

しかも、折れているパーツ自体の供給は無くインレットマニホールドASSY。社外で折れている部品はありますがインマニ自体が歪んでいる場合がありますので修理時には無駄な出費を避ける為にAssy
交換をお勧めします。

部品は安いですが、交換後直らない場合は工賃が二回かかるのでもったいないですよ。

次に交換作業をお見せいたします。

インレットマニホールドは何なのか?
何処に付いているのか?
その当たりを見て頂ければと思います。

Eクラス W211 多い修理事例インレットマニホールド

インレットマニホールド脱着後で真ん中が空洞になっていますね。

Eクラス W211 エンジン アクチュエータ

下の黒いのが外したマニホールドで右上にあるのが新品です。
マニホールドの先に黒い樹脂でできたアクチュエータが付いています。
アクチュエータのロッドが折れるとエラーが出るんですね。

Eクラス W211 多い修理事例 部品

交換後になります。

テスターでチェックしましたが混合気も正常になりエラーの入力もありません。

Eクラス W211 多い修理事例

非常に多い修理事例ですので走行フィールが変わった、警告灯が点灯したなどありましたらお問い合せください。

現在、夏のキャンペーン真っ最中ですので疲れた愛車をケアしてくださいね。

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