メルセデスベンツのBクラス(W245)B200 車検でご入庫頂きました。
早速、法定24ヶ月点検を行い車両に保安基準不適合な箇所や隠れた故障などが無いかを点検していきます。
ドライブシャフトブーツ切れ
先ず、目に入ったのはドライブシャフトブーツに破れがあり、中に封入されているグリスがドライブシャフト周辺に飛散してしまっており、この状態では保安基準不適合となる為、お客様と打ち合わせを行い整備作業を行いました。
ドライブシャフトは、中心のシャフトと両サイドにフランジ部やジョイント部がある構造になっており、分解しなければブーツ交換が出来ない構造です。
こちらが、分解中の写真になります。
シャフトとジョイント部はスプライン嵌合という方法で接続されており、接続されていた位置がずれると振動や異音の発生原因となる為、合マークを付けることにより、分解前と同じ状態に戻せるように工夫して作業をしている事が写真でわかります。
組み付け前に周辺部品の清掃を行い、組み付けを行い完了です。
交換作業後、試運転を行い異常が無い事を確認し作業完了となりました!