マリオットマーキーズベンツ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日ご紹介する整備はベンツAクラスW177のエアコン修理です。
エアコンをオンにしても冷風がでないということでご入庫いただきました。
早速エアコンゲージを接続してガス圧を確認してみると、ガスは入っていますのでガス漏れが原因ではなさそうです。
次はエアコン回路の点検を進めます。
電動ファンの作動とガス圧を測定するセンサーに問題はなく、エンジンをかけてエアコンコンプレッサーをオンにしてもガス圧が全く上がりません。
結果、エアコンコンプレッサーが故障していることがわかります。
コンプレッサーはエアコンガスを圧縮する部品でコンプレッサーが故障するとエアコンが効きづらくなったり、今回のように全く効かなくなります。
お客様にご提案させていただき、コンプレッサーの交換修理となりました。
コンプレッサーはエンジン下側に付いていてベルトを外して交換します。
こちらが交換したコンプレッサーです。
取り付けは逆の手順で行い、最後にエアコンのガスを補充します。
コンプレッサー交換後、しっかり冷風がでることを確認し作業完了となりました。
猛暑の中エアコンは重要な機能ですが、エアコンコンプレッサーの交換修理は高額になりやすいところではあります。
弊社の場合は純正部品以外にOEM品などもご用意することができます。
エアコン修理費用が気になる方はぜひ点検ご依頼ください。