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メルセデスベンツ CLSクラス(W219)車検 エンジンチェックランプ警告灯点灯診断修理

メルセデスベンツCLSクラスを車検整備でご入庫されました。
エンジンチェック警告ランプが点灯しエンジンに不調も感じるとの事で同時に修理を行って行きます。

2017年から警告灯点灯表示があると現在では車検の受付ができなくなっています。
警告灯表示は、運転中も目に入り良い物ではありません。車検点検の際に修理してしまいましょう。

「エンジン不調診断」を進めて行くとインテークマニホールド付近から余計な空気を吸い込んでいる事が判明しました。
エンジン上部のカバーを外し、エア吸い箇所を探って行きます。画像中央の丸く迫り出しているのがインテークマニホールドです。

インテークマニホールドの下側付け根当たりが最も原因箇所に近い事が判明しましたので、インテークマニホールドを外しての診断になります。
マニホールドを外し、座面に取り付けされるガスケットを確認すると、空気の通り道になりえるシワのように見える箇所が有りました。

確定的ではないので、更に診断を進めて行きます。

こちらは取り外したインテークマニホールドです。幾つかの装置が複合的に組み込まれています。
マニホールド単体にひび割れが無いか、損傷個所が無いか目視で確認を行っていきます。

各所確認が済むと、圧縮エアーを利用してマニホールド内部を加圧してエアー漏れが無いかを点検します。
今回はマニホールドに漏れは確認出来ませんでしたので、マニホールドガスケットが原因箇所で有る事が濃厚となりました。

新しいガスケットを組み込み、インテークマニホールドを元に戻していきます。
エンジンを始動してみると表情が変わり、震えるように回転していた様子が全く無くなりました。

最初の診断時同様の方法でテストを繰り返しても余分な空気を吸い込んでいる様子は有りません。
警告ランプもその後は点灯しなくなりましたので、原因はガスケット不良で有る事が確定しました。

これで無事に車検の取得が可能となりエンジンの調子も元に戻りました。

警告灯の点灯からの原因追及、修理は豊富な知識と実績があるマーキーズへお任せ下さい。

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