今回はメルセデスベンツSクラスW221型メンテナンスのご紹介です。
最近多いエアコンが効かない事例。
近年の車両は昔のアナログ的なコンプレッサーと違い可変容量タイプと言ってより細かく管理を行いエアコンシステムを制御しております。
テスターをつなげてガスが入っているとか入っていないとかでは診断出来ません。
また、目視点検は非常に重要で見た目で漏れている箇所などが特定できる場合があります。
今回のケースではコンプレッサー本体よりガス漏れが確認出来ましたので交換作業に進みます。
今も昔も同時交換推奨がレシーバーやエキパンですね。
エアコンのこの基本システム部品は今もあまり変わりません。
こちらがコンプレッサーです。
今回の場合はコンプレッサーを交換し修理は完了しましたが、中にはスタンドなどでガスを入れすぎて効かない車輛も見かけます。
ベンツはテスターで計測しながら規定量を入れないとエラーを感知し車輌側がエアコンのシステムを停止してしまうんですね。
冷房は冬でも使用しますし車に乗るには必須の装備となります。
効きが悪くなったら、補充してごまかすなどの修理ではなくマーキーズにご相談ください。