マリオットマーキーズブログをご覧頂き誠に有難う御座います。
ご入庫頂いたお車は、メルセデスベンツのGクラス W463(G500)です。
デザインが一新された新型モデルが発表され、ますます人気の高まるGクラス。
登場以来角ばった四角い形状が踏襲され長く親しまれているモデルです。
歴史のあるGクラスですから登録から10年以上経過しているお車も多くなっています。
Gクラスは、モデルによって搭載されているエンジンやミッションは違いますが足廻りの構成部品はどのモデルも共通となっている為、ウィークポイントは共通の場合が多いです。
法定24ヶ月点検を行っていくと、W463では定番の修理となっているタイロッドエンドブーツの破れがありました。
W463では、タイロッドエンドが計4か所取り付けられており、今回のお車は4か所全てブーツが破れている状態でした。
しかし、タイロッドエンドゴムブーツだけの単体部品供給が無く、更に前側に関してはタイロッドアッセンブリのみの部品供給となり、純正部品での修理作業は高額になってしまいます。
今回はお客様と打ち合わせを行い、OEM品での修理作業を行う事になりました。
こちらの棒状の部品がタイロッドになります。
タイロッドが左右のナックルと繋がっており、ハンドルを切る動作を左右同時に伝える為の部品ですのでハンドルを切ると常に負担がかかる部品です。
重量が2トンを超えている車ですのでより一層負担が掛かりやすい箇所です。
交換作業後、トーイン調整を行い車検を取得し作業完了です。
マーキーズでは、足廻り部品の修理作業以外にも、エンジンやトランスミッション、テスター診断、板金塗装等、多岐に渡って承っています。
お車の事で困った場合はお気軽にお問い合わせください。