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エンジンは長期間の使用で内部の部品が消耗していきます。ピストンやシリンダーの摩耗、バルブシートリングのあたり不良などで、経年の使用によりエンジンの圧力・圧縮はダウンしてしまいます。必要に応じてシリンダーボーリング、バルブシートカットを行うことで、エンジンの性能を維持し量産エンジンに比べて制度の高いエンジンに仕上がります。マーキーズが組み上げたエンジンフィールは「新車時以上」を目指します。
オーバーホールとはエンジンの分解、洗浄、組み立てを行うことですが作業を行う工場の能力や実際のお車のコンディションにより千差万別です。エンジンオーバーホールは部品交換だけでは十分な性能回復は見込めません。必要に応じて部品交換や機械加工が必要になり的確な組み付けだけでなく、エンジン設計そのものの知識、実績が必要な作業です。ベンツ・AMGのオーバーホールは数多くの車種を扱ってきた、マリオットマーキーズにお任せください。
マーキーズのエンジンオーバーホールでは、エンジン腰上だけのセミオーバーホールと、腰下まで行うフルオーバーホールの2つのプランをご用意しています。エンジンのダメージや症状を的確に判断し、お客様のご予算に合ったプランを提供します。
エンジン不調のご用命で入庫したEクラスです。点検の結果ヘッドガスケット抜けによる圧縮不良が判明しました。また各部オイル漏れや走行距離も考えO/Hをご提案させて頂きました。
作業自体はエンジンが車に乗ったままの状態でも可能でしたが、効率を考え今回は一度エンジンを降ろして作業を進めていきました。
ヘッドを取り外し、シリンダー内部の測定を行いましたが酷い消耗はありませんでしたので、今回はシリンダーブロック自体はそのまま再利用しました。
具体的な交換部品は原因であったヘッドガスケット、ピストンリング一式、メタル、各オイルシール一式、必要ガスケット類となりました。交換後は慣らし運転、圧縮圧力を確認し作業完了です。中古エンジンをそのまま載せ替えるよりも、格段に良いコンディションのエンジンに仕上げる事が出来ました。
ベンツ整備の際に気になってくるのはやはり費用。
弊社では創業以来30年以上に渡るベンツの修理実績を基に、適正価格で整備を行なっております。まずはお気軽にご相談ください。
こちらではメルセデスベンツ・AMGクラス別の修理費用一覧をご紹介すると共に、各クラスごとの整備ポイントなどもあわせてご紹介しています。
