エンジン異音 一覧
ベンツ車検TOP > ベンツ技術ファイル事例一覧 > エンジン異音 のタグ一覧
No.120 ビアノ W639 エンジン異音修理
まずは現象の確認です。確かにレーシングするとエンジン下部からガラガラという様な異音がします。エンジン下や後ろ側でガラガラ音の場合はベンツではキャタライザー不良が定番ですが、今回は違いました。診断の結果原因はマフラーステーの断裂、これがエンジン振動と共に揺れる事で異音が出ていました。今回は該当ステー一式を交換して作業完了です。
No.119 SLクラス W320 エンジン異音修理
現車を確認すると確かにカンカンという様な打音が外からでもはっきり聞こえる程大きく出ています。バルブクリアランスを確認する為エンジンを開けてみるとエンジン内部にはスラッジと呼ばれる汚れがビッシリ…その為各部油路も詰まってしまいエンジンにオイルが全く回らない状態でした。今回はエンジンを降ろし、最小単位で分解、清掃を繰り返しスラッジを奇麗にしていきます。また劣化や摩耗が進んでいないかを測定し、必要な物は交換して組み付けていきます。交換後はオイルもシッカリ潤滑し依頼のタペット音も無事消すことができました。
No.116 CLKクラス W209 エアコンフラップ異音修理
エンジン始動直後にダッシュボード内から異音がするとの修理依頼です。
始動直後にグローブボックスの中の方からパキッ…パキッ……としばらく音が続く症状、そうエアコンのフラップ異音ですね。W203では定番箇所ですが、基本設計が同じなW209でも同様のトラブルが起こります。エアコンシステム内には多くのフラップがありますのでどのフラップから音が出ているか?をDASにて診断していきます。今回は一番症例の多いチャコールフィルターフラップが原因です。ここを修理するためにはダッシュボードを全て取り外しての作業になります。
No.113 Sクラス W221 エンジン異音修理
エンジンの回転数に追従するようなヒューン音がするとの修理依頼です。
現象を確認すると確かにヒューンという様な音が聞こえます。場所はエンジンのファンベルト廻りの様です。ここからはサウンドスコープと呼ばれるテスターを使用し診断していきます。指向性を持たせたマイクをかえして異音を聞くことでエンジンの何処から音がしているのか?を絞り込んでいけます。今回の原因はABCポンプからの異音、W220世代から定番のトラブルですね。ポンプの値段が高くどうしても高額修理になってしまう箇所です。作業後はテスターにてABCシステムのエア抜き、油圧のチェック等しっかりと確認していきます。
No.102 W211 エンジン異音修理
まずは現象確認、確かにエンジン前側からカタカタ異音がしています。ファンベルト廻りがどうやら怪しいのでベルトを外して各補機類を確認していきます。今回はウォーターポンプの軸を支えるベアリングが劣化しそこから音が出ていました。また同じように張力を保つテンショナー、アイドラプーリーも劣化していたので今回はそれら一式を交換して作業完了です。
No.093 W215 エンジン異音
現象を確認すると確かにエンジン回転を上げると唸り音がしています。音の雰囲気から補機類に当たりを付けて点検を進めていきます。点検の結果ABCポンプが不良と判明しました。またDASにてABCプレッシャーを測定した結果ポンプ性能も劣化していることが解りましたので今回はポンプ交換にて修理を行いました。
No.075 W639 エンジン異音整備
走行中にエアサスペンションの警告灯が点灯すのと何時間か置いておくと車高が傾く修理依頼です。
点検を開始するとエンジンからガラガラという様な異音が…走行中でもかなり気になる音量でなっています。エンジンルーム内を点検していくとA/Cコンプレッサーのクラッチ部が破損しています。ベアリング等も細かく砕けアンダーカバーに落ちていました。走行中にベルトが外れてしまわなかっただけ不幸中の幸いです。今回はコンプレッサーと付随Oリングを交換し作業完了です。ビアノのコンプレッサー不良は今夏だけでも3件立て続けに御入庫頂いています。発売から年数も経ちビアノのメジャートラブルになりつつある印象です。
No.023 W211 エンジン異音
早速、現車にてロードテスト。しばらくは調子が良かったのですが、突然凄い音が発生!ベルト鳴きと言うよりも、スリップ音?急いで工場に戻り、ファンベルトを外して、各プーリーを手で回して確認です。・・・回らない箇所発見!!原因はウォーターポンプ、完全に軸のベアリングがロックしています。今回はサーモスタットも同時交換して作業完了!静かなエンジンになりました。
No.008 W209 エンジン掛け始めパキパキ音
エンジンを最初に始動する時に必ず聞こえる音を何とかしてほしいと入庫です。音的にはウィーンと聞こえてパキパキと音が続きます、しばらく経つとしなくなります。経験上すぐに原因は分かりましたけど。
これは、エンジンを始動する時にエアコンのフラップモーターが動く音で、フラップの開閉を確認する為に必ずモーターが作動します。時間がたてば停止して止まりますので音が聞こえなくなりますが、再始動した時はまたモーターが作動し同じことを繰り返します。直接の原因はモーターに付いているギヤとアームになりますが、交換するにはダッシュパネルを脱着するなど少々手間が掛かります。
No.002 W203 足回り異音とオイル漏れ修理
2005年のCクラス、段差やステアリングを切る時にする異音とエンジンからのオイル漏れ及びエンジンからするキュルキュル音で入庫しました。
早速、診断開始です。まずはロードテストの実施から、確かに段差でコトコト音とステアリングを左右に回すとギィギィなりますね。では、リフトアップして足廻りの確認すると各ブッシュに亀裂が見られました。エンジンの異音はベルトとアイドラプーリーが経年劣化でボロボロの状態、オイル漏れは、バキュームポンプからの定番修理となりました。