エンジン 一覧
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No.190 Eクラス w211 異音 点検 修理
早速点検を進めていきましょう。今回はW211CDIのディーゼルエンジンです。エンジンルーム内の基本的なレイアウトは変わりませんので同じように点検も進めていきます。今回の異音の原因は、パワステポンプからのようです。ただ今回はパワステ内の油量が少ないがために、異音が鳴っているわけではなく、パワステポンプ本体の不良でした。交換の際にはパワステホース数本にも漏れが有りましたので同時に交換し、異音も無事無くなり作業完了です。
No.187 ビアノ W639 エンジン異音修理
アイドリング中に車体下から異音がするとの修理依頼です。
早速診断を進めていきます。確かにアイドリング中カラカラ、ガラガラ丁度運転席の下ぐらいから聞こえてきます。ではリフトアップし異音箇所を絞っていきます。
ベンツでこの手の異音の場合メジャートラブルは二か所あげられます。一つはキャタライザー(触媒)、劣化にて内部のセラミックが遊び異音が出る場合です。もう一つはマフラーステー割れで異音が出る場合です。車両下側から診断を進めていくと…今回は後者のマフラーステー折れを発見しました。修理はステーのみを交換すれば完了です。このステーはベンツの多くの車種に使用されていますのでビアノ以外でも同じような症状であればここの可能性が高いですよ!
No.185 CLSクラス W219 エンジン修理
チェックランプが点灯し、エンジンのかかりが悪いとの修理依頼です。
早速診断を進めていきます。まず現状を確認していきましょう。たしかにエンジンが掛かるまでかなりの間、クランキングしないとエンジンが掛からない状態です。これではスターターの寿命も縮まってしまいそうなくらいですね。メルセデス専用テスター『DAS』にて実測値等を確認していくと、今回の原因は『クランクシャフトポジションセンサー』であることがわかりました。W219のクランクセンサーはちょうどエンジンとミッションの繋ぎ目の上側にあり、やや手間がかかります。
交換後は症状の改善確認、試運転をし作業完了です。
No.184 CLクラス W215 CL600 エンジン不調、エンジンチェックランプ点灯修理
走行中にチェックランプ点灯、加速も悪くなったとの修理依頼です。
まずはロードテスト、明らかに加速も悪く、常時チェックランプも点灯しています。
次いでDASにてテスター診断実施です。エラー内容はミスファイヤが入力されていました。通常の6気筒ぐらいであればミスファイヤを起こすとエンジンが大きく振動しすぐに異常に気が付きますが、V12ともなるとフラットなフィールングの為意外と気が付きにくいです。その後実測値等で診断を深めていくとイグニションコイルの不良が判明しました。今回はメーカーから同時交換の指示が出ているパワーモジュールとツインプラグなので計24本のスパークプラグを同時に交換して作業完了です。
No.183 Sクラス W221 S600 エンジンオイル漏れ修理
早速リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外すと直ぐにオイルが滴っているのを発見。場所はエンジンとミッションの繋ぎ目なので定番のリアクランクシールと思われがちですが、S600の場合は別です。S600のV12エンジンではエンジンVバンク中央にオイルクーラーがありそこから漏れたオイルがエンジン後ろ側につたって来るトラブルが多いです。今回も清掃と診断を繰り返すとオイルクーラーから漏れているのを断定できました。修理にはエンジンを降ろし、そこから左右シリンダーヘッドを脱着する為大変に時間と手間がかかる作業です。
No.182 ビアノ エンジン・ミッションオイル漏れ修理
早速リフトアップし、診断開始です。このビアノの前モデルであるV230・V280ではFFの直4、V6エンジンでしたがこのビアノからFRになり、エンジン、ミッションもEクラス等で使われている物が搭載されています。ですので当然弱点も共通です。
今回は定番のタペットカバーパッキンとA/Tオイルパンからオイル漏れを起こしていました。
どちらもパッキンを交換すれば修理完了ですが、通常セダンボディーに搭載されるエンジンをミニバンに押し込んでいるので作業はスペースがなく大変です。
No.166 Bクラス W245 エンジン警告灯点灯
チェックエンジン警告灯が点灯しているとの修理依頼です。
運転自体は全く異常なく調子がいいですが、確かにエンジン警告灯が点灯しています。早速DASテスターにて診断を行います。するとO2センサーのエラーが入力されていました。テスター上の実測値で確認しても全く信号を発していない状態です。後はセンサー単体を点検すれば診断完了です。O2センサーの場合は配線と配線の接続部でも不良が多いので念のため確認します。今回はセンサー本体がNGでしたので交換すれば無事復帰です。
No.163 Eクラス W211 E320 エンジンオイル漏れ修理
リフトアップして診断を進めていきます。エンジンを覆っているアンダーカバーの後ろ側からオイルが滴っています。アンダーカバーを外してみるとやはり定番のリアクランクシールからのオイル漏れでした。この箇所は漏れも酷くなりやすく、このままでは車検も合格できませんし、漏れ個所のすぐ下にはO2センサーのカプラーがあるのでそちらを攻撃してしまう可能性もあります。やはり出来れば早めの修理が一番ですね!交換にはA/T Assyを脱着する必要があります。
No.162 Sクラス W220 エンジンチェックランプ点灯修理
エンジンチェックランプが点灯しているとの修理依頼です。
まずは確認作業です。確かにチェックエンジンが点灯していますが、試運転をするとアイドリング、定常走行、加速等特に異常ありませんでした。次いでDASにてテスター診断です。エンジンコントロールユニットにはエアマスセンサーのエラーが入力されていました。ベンツに限らず、輸入車全般のウィークポイントですね。後は実測値を確認しエアマスセンターと断定すれば作業完了です。エアマスセンサーの故障は様々で警告灯が点く場合もあれば不点灯の場合もあります。症状も今回の様に無しからアイドリング不良、加速不良等多岐にわたりシンプルですが難しい診断です。
No.156 Sクラス W221 S350 エンジン警告灯点灯
早速DASにて診断開始です。エンジンコントロールユニットにはタンブルフラップ不動のエラーが。これはインレットマニホールドに取り付けられているパーツで、空気の通り道を変化させる役目をしているものです。このW221に搭載されているM272エンジンではメジャートラブルですね。修理に関しては純正のパーツでは単体供給がなくインマニAssyになってしまいます。お値段もかなり高額に…そこで社外ですが、対策パーツがありますので今回はこれを使用し単体で修理を行いました。