No.155 Cクラス W204 エンジン警告灯点灯修理 エアマスセンサー
調子は悪くないがエンジン警告灯が点灯したとの修理依頼です。
試運転をしてみると確かに全く調子は悪くありません。しかししっかりとエンジンチェックランプは点灯したまま。ピットにてDAS診断を行います。
エラー内容から原因を推測し単体点検を行っていきます。今回の原因はエアマスセンサー、いつの時代も壊れれるセンサーの代名詞ですね。このエアマスセンサーですが故障の仕方によって症状が様々です。今回の様にチェックランプ点灯だけから加速が悪い、アイドリング不安定等々。修理はエアマスセンサーを交換、エンジンが記憶している学習値とエラーをリセットし作業完了です。
No.152 Eクラス W210 E320 エンジン失火不調修理
まずはDASにてテスター診断を行うとお決まりのミスファイヤー=失火のエラーが入力されていました。今回は5番シリンダー単体での不具合ですので5番単体が不良になる箇所に絞って診断を進めていきます。不具合の原因はサプレッサーと呼ばれるスパークプラグに入力される高電圧を送電するケーブル。これが駄目になりプラグに火が飛ばず失火状態になっていました。
今回は1シリンダー2本のサプレッサー×V6なので計12本を交換して作業完了です。
No.151 Cクラス W203 C55 AMG エンジンストール修理
DASにてテスター診断実施です。コントロールユニットにはクランクアングルセンサーのエラーが入力されていました。エンジンの中心となるクランクシャフトと呼ばれるパーツの回転数を計測しているセンサーになります。このセンサーが駄目になってしまうとエンジンの全てのバランスが取れませんので当然ストールしてしまいます。
診断の結果、今回はセンサー自体が温まってくると断線症状を引き起こしていました。
修理はセンサーを交換すれば作業完了ですが、C55はコンパクトボディーに無理してV8エンジンを搭載していますのでスペースが無く大変です。
No.148 Eクラス W211 エンジンオイル漏れ修理
リフトアップし診断を進めていきます。AMGに限らずBMWのMモデル、AUDIのRSシリーズなど高性能車種やグレードになるほどエンジンルーム一杯にエンジンやその他補器類が詰め込まれていますの当然診断も難しくなります。今回も直接目視にて確認できない位置から漏れていたので邪魔なパーツの取り外し、また鏡などを使って何とか探っていきます。
今回の原因はタペットカバーパッキンからの漏れでした。輸入車全般で定番の漏れ個所ですね。
作業はAMG55モデルよりエンジンが大型化した為少し手間がかかる作業になります。
No.146 CLSクラス W219 CLS500 エンジンオイル漏れ修理
リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外し漏れ個所を確認していきます。今回はエンジンからのオイル漏れで複数個所から漏れています。漏れ個所を断定し、そこから整備プランを練ります。漏れ個所の状態や箇所などを加味し今回はエンジンを一度降ろして作業を行うことにしました。メインで漏れていたオイルパン上段以外にも複数漏れ個所がありましたのでエンジン単体の状態で一気に整備を行いました。
不良個所を一掃できましたので今後もコンディション良くお乗り頂けると思います。
Gクラス(ゲレンデバーゲン) エンジンオイル漏れ
オイル漏れで入庫のGクラスです。
点検をしたところ、両バンクシリンダーヘッドからのオイル漏れとフロントのメクラシールからのオイルが漏れています。
エンジンのベースはSクラス・Eクラスと同じですので、オイル漏れ等のウィークポイントは同じですね。まずは交換にあたりエンジンルームの洗浄を少し行い、エンジンヘッドカバーパッキンの交換から始めます。
洗車と同じで上から下にと作業を進めていきます。
次にエンジンの中央に取り付けられているメクラシールの交換にはいります。すべての交換作業が完了したら、再度エンジンルームを綺麗に洗浄して、オイル漏れが無いかを点検します。漏れていなければ、ロードテストの実施です。お客様の普段の運転を考えて走行していきます。走行後、リフトアップを行い修理した箇所及び新たに漏れていなければ作業は完了です。
Gクラス W463 エンジン不調修理
エンジン振動、アイドリング中のハンチング症状にて修理依頼です。
直6エンジン搭載モデルの年式が古いタイプは現在の様なPCを使ったテスターでは無く、旧タイプのテスターを使用します。しかし、チェック出来る範囲も狭いので、経験とノウハウを生かし、各センサー等の実測値で確認していきます。後はマニュアルで基準値との比較にて原因を絞っていきます。
今回はエアマスセンサーの信号電圧が低い事が確認できました。交換すると調子も復活。作業完了です。
No.140 Sクラス W220 S500 エンジン警告灯点灯修理
まずはDASにてテスター診断実施。エンジンECUにはカムセンサーのエラー入力がありました。
カムセンサーとはカムシャフトと呼ばれるエンジン内部パーツの回転角度を監視するセンサーです。DAS上にて実測値を確認するも全く信号を発信していない状態でした。今回は原因のカムセンサーを交換して作業完了です。
No.138 Eクラス W212 エンジンオイル漏れ修理 故障
発売から徐々に年数も経ち、弊社へのご入庫も年々増えているW212ですが、基本的な造りは先代W211から引き継いでいますので弱点、故障個所も似た所になります。
その中でも定番中の定番としてはこのカムセンサー&カムアクチュエーターからのエンジンオイル漏れ。エンジン前部に取り付けられたこれらのパーツから漏れ出します。
左右に2セットずつ取り付けられていますので数が多いですが、基本的にはオーリングのみで修理可能です。今回の車検診断時に発見、修理させて頂きました。
No.129 SLクラス R230 エンジンオイル漏れ修理
早速診断開始です。リフトアップするとアンダーカバーまでオイルが滴っています。カバーを外してどこから伝って来ているかを確認していきます。今回の原因はクランクプーリー。エンジンの動力を各補器類に伝える為のパーツです。これが摩耗してしまいオイルをせき止めているシールとの当たりが悪くなり漏れにつながっていました。
摩耗しているプーリーと漏れの原因のオイルシールを交換して作業完了です。