No.209 ベンツ Eクラス(w211) E320 冷却水漏れ修理
加圧テスターを使用して漏れを確認しました。冷却水系統の各所を見て行きますとウォーターポンプから漏れが発生しているのが確認出来ました。
走行距離も考慮してエンジンベルト廻りの部品、周辺の水廻り部品も同時に交換をしました。
交換作業後に冷却水ラインのエア抜きを行い、冷却水漏れ及びオーバーヒートが無い事を確認し作業完了です。
No.208 ベンツ Cクラス C200 W203 室内異音
エンジンをかけて異音を確認してみたところ、W203では定番のエアコンのフラップ作動不良により出ている異音でした。
少し大掛かりな作業になりますが、センターコンソールからダッシュパネルまですべてばらしていきます。
「パコパコ」と異音のしている部分をはずしてみてみると、樹脂のギヤの歯が欠けていました。この欠けているのが原因で空転を繰り返して異音が発生しています。こちらのギヤはリペアパーツとして部品が出ているので、交換して異音が出ていないことを確認し、内装パーツを全て組み上げ作業完了です。
No.207 ベンツ SL55 AMG R230 オイル漏れ修理
ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)のオイル漏れ修理依頼です。
入庫し早速エンジンをかけてみると、左フロントタイヤハウス内のライナーカバーからオイルが勢いよく垂れてきました。
リフトアップしカバー類を外していったところ、油圧センサー取り付け部、アキュームレーター取り付け部など各所からオイルが噴出しているのが分かりました。
その他にも漏れがないかエンジンのアンダーカバーなどはずして点検した結果、フロントバルブブロックからサスペンションまでのホースなど各所のラインホースからも漏れが発生している事が分かりました。
漏れが発生している全ての部品を交換し、ハイドロリックオイルの充填、濾過をしっかり行い作業完了です。
オイルが勢いよく漏れ出すと走行不能になってしまいますので、定期点検をしっかり行い、にじみ等が見つかりましたら走行不能になる前に必ず交換しましょう。
No.206 ベンツ CLS 550 W219 ハンドルを切ると足回りから異音
ハンドルを切るとキコキコと車両前側から音がするとの事です。
まずロードテストをし現象確認をします。異音は人によって様々ですので、異音確認にはしっかりと時間をかけます。異音が確認できたため、リフトアップして考えられるポイントをチェックしていきます。今回ナックルボールジョイントのブーツが破損しグリスが切れジョイントにガタが出ており、こちらが異音の原因でした。ナックルボールジョイントを交換し、異音が発生しないか確認をして作業完了です。
No.204 ベンツ cクラス W203 C320 エアコンが効かない 故障修理
エアコン診断でご入庫いただきました。
診断を進めて行きますと、エアコンのガスがほとんど入っていない事が分かり、更に見ていきますとコンデンサ―(ラジエターの箇所)からガス漏れしているのが分かりました。
エンジン下のアンダーカバーにも漏れ跡が残るほどの量です。
コンデンサーを修理をするのは対費用効果を考えますと交換をしてしまう方がお勧めですので、ご説明を行い交換にて対応をしました。作業後は無事にエアコンの機能は復帰しています。
No.203 ベンツ Sクラス W220 車検点検 オイル漏れ修理
点検を行った結果、エンジンにオイル漏れが発生している事が分かりました。
このままでは、車検不適合となりますので修理を行います。
オイル漏れを起こしていた箇所は、エンジンオイルの受け皿の役目をしているオイルパンと、ミッションとの継ぎ目に位置するリアクランクシールからでした。
リアクランクシールはミッションを降ろしての作業を行う為、大掛かりな作業となります。
オイル漏れ箇所の修理を行い、試運転後オイル漏れが直っている事を確認し車検を取得致しました。
No.202 ベンツ Cクラス W203 車検整備&オイル漏れ修理
車検で入庫したW203です。法定24ヶ月点検を行った結果、エンジン最上部のタペットカバーとブローバイホースからオイル漏れが発生している事が分かりました。このままでは、車検の取得が困難になるだけでなく、オイルの焼ける不快な臭いや車両火災を招く原因にもなりますので修理作業が必要となります。
修理作業後は、試運転を行いオイル漏れの発生が止まっている事を確認し、車検を取得致しました。
No.201 ベンツ Eクラス W211 オイル漏れ修理
駐車場の床にエンジンオイルが垂れるということでご入庫されたW211です。
早速リフトアップを行い点検するとエンジンとミッションの継ぎ目からオイル漏れが発生している事が分かりました。
これはエンジンのリヤクランクシールからのオイル漏れです。
修理作業にはミッションの脱着が必須となり大掛かりな作業となります。
クランクシール交換作業後、試運転を行い漏れがないことを確認し修理完了となりました。
【動画技術ファイル】Eクラス W212 E350ブルーテックエンジン異音修理
エンジンを掛けていると常時異音が発生しているのは確認が取れているのですが、どうもエンジン本体からの音ではなく原因が他にあるようでした。テスト走行を行うと、道路の状況に関わらず車体に振動が伝わってきたり、エンジンの振動も大きく感じましたので、集めた情報を組み合わせていくとエンジンマウントが故障しているのではないかと推測出来ました。
車輌をリフトアップしエンジンマウントをチェックすると完全に潰れている状態である事が判明。そして実際に外してみるとビックリする状態になっていました。
No.200 ベンツ SL R230 ABC警告灯点灯修理 原因特定
早速専用テスターDASにてエラー内容を診断します。「システムプレッシャーが小さすぎる」とのエラーが確認できます。
次になぜ上記内容のエラーが出てしまったのか、テスターにてシステムテストを行い原因を探ります。ABC警告灯は様々な原因がありますが、点検の結果今回はABCポンプの圧力供給不足が原因と判明しました。今回は原因箇所のABCポンプを交換し作業完了です。作業後ABC警告灯点灯表示も消えています。