修理 一覧
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No.165 SLクラス R230 SL500 ABC警告灯点灯修理
走行中にABCの警告灯が点灯するとの修理依頼です。
現象を確認します。エンジンを指導して数秒すると赤のABC警告灯が点灯してしまいます。しかし車高は通常の高さを保ったままです。ではDASにて診断を進めていきます。ABCコントロールユニットには複数のエラーが入力されていました。それぞれのエラーを絞って考えていくと2つの原因に行き着きました。1つはABCポンプの性能低下。通常の1/2程度の吐出圧しかありませんでした。2つ目は左リアショックからのオイル漏れ、こちらはショック本体からのオイル漏れで目視では解らなかったですが車高センサー値の履歴を見ていくと漏れが原因で僅かに車高が下がっていました。今回はお客様のご要望で中古部品にて対応いたしました。最後にABCオイルの全量交換とフィルター交換を行い作業完了です。
No.163 Eクラス W211 E320 エンジンオイル漏れ修理
リフトアップして診断を進めていきます。エンジンを覆っているアンダーカバーの後ろ側からオイルが滴っています。アンダーカバーを外してみるとやはり定番のリアクランクシールからのオイル漏れでした。この箇所は漏れも酷くなりやすく、このままでは車検も合格できませんし、漏れ個所のすぐ下にはO2センサーのカプラーがあるのでそちらを攻撃してしまう可能性もあります。やはり出来れば早めの修理が一番ですね!交換にはA/T Assyを脱着する必要があります。
No.159 CLクラス W215 CL500 ABCオイル漏れ修理
リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外してみるとオイルが漏れている箇所は直ぐに判明しました。場所はエンジンとミッションのつなぎ目部分。通常ですとリアクランクシールが怪しい所ですが、この車両はABC搭載車。簡単には診断できません。今回も漏れていたのはエンジンオイルではなく、ABCフルード。ミッション上を通っているABCホースからの漏れでした。
ホースを交換すれば漏れ修理は完了ですが、交換が厄介でミッションを外しての交換になります。
No.158 MLクラス W164 エアサス修理
まずはDASにてテスター診断実施です。エアサスコントロールユニット内のエラーを確認します。入力されているエラー内容を元に各実測値を確認、原因を絞っていきます。
今回の原因のエアサスコンプレッサーはエアサス用の圧縮空気を作るパーツですが全く圧縮できていませんでした。こうなれば当然車高も下がってしまいます。今回はコンプレッサーを交換修理して作業完了です。作業にはフロントバンパー脱着が必要です。
No.157 Sクラス W220 S320 排気音異音修理
早速診断開始です。確かにレーシング(空ぶかし)を行うと乾いた感じの音が響きます。社外のマフラーをうるさくした様な感じでしょうか。リフトアップしマフラーやエキマニの割れや腐食、接合部からの排気漏れ等を確認していきます。しかし特に異常はありませんでした。しかしどうやらキャタライザー近辺から音が響いているので、もしやと思いキャタライザーを外してみると見事に触媒が無くなっていました。原因判明ですね!今回はキャタライザーAssyを交換して作業完了です。無事元のマフラー音に戻りました。
No.156 Sクラス W221 S350 エンジン警告灯点灯
早速DASにて診断開始です。エンジンコントロールユニットにはタンブルフラップ不動のエラーが。これはインレットマニホールドに取り付けられているパーツで、空気の通り道を変化させる役目をしているものです。このW221に搭載されているM272エンジンではメジャートラブルですね。修理に関しては純正のパーツでは単体供給がなくインマニAssyになってしまいます。お値段もかなり高額に…そこで社外ですが、対策パーツがありますので今回はこれを使用し単体で修理を行いました。
No.155 Cクラス W204 エンジン警告灯点灯修理 エアマスセンサー
調子は悪くないがエンジン警告灯が点灯したとの修理依頼です。
試運転をしてみると確かに全く調子は悪くありません。しかししっかりとエンジンチェックランプは点灯したまま。ピットにてDAS診断を行います。
エラー内容から原因を推測し単体点検を行っていきます。今回の原因はエアマスセンサー、いつの時代も壊れれるセンサーの代名詞ですね。このエアマスセンサーですが故障の仕方によって症状が様々です。今回の様にチェックランプ点灯だけから加速が悪い、アイドリング不安定等々。修理はエアマスセンサーを交換、エンジンが記憶している学習値とエラーをリセットし作業完了です。
No.154 MLクラス W163 ML320 冷却水漏れ修理
車両をリフトアップし診断を進めていきます。まずは目視にて漏れ跡やホースの亀裂などを確認していきます。しかし思いのほか綺麗。冷却水が減るのを認識できるのであればかなりの漏れのはず、もしかすると厄介なトラブルかと思いつつ冷却水回路に圧を掛け再点検してみると原因発見です!一定圧以上になると勢いよくウォーターポンプから漏れてきました。今回はウォーターポンプと劣化が見られたホースを交換して作業完了です。
No.152 Eクラス W210 E320 エンジン失火不調修理
まずはDASにてテスター診断を行うとお決まりのミスファイヤー=失火のエラーが入力されていました。今回は5番シリンダー単体での不具合ですので5番単体が不良になる箇所に絞って診断を進めていきます。不具合の原因はサプレッサーと呼ばれるスパークプラグに入力される高電圧を送電するケーブル。これが駄目になりプラグに火が飛ばず失火状態になっていました。
今回は1シリンダー2本のサプレッサー×V6なので計12本を交換して作業完了です。
No.151 Cクラス W203 C55 AMG エンジンストール修理
DASにてテスター診断実施です。コントロールユニットにはクランクアングルセンサーのエラーが入力されていました。エンジンの中心となるクランクシャフトと呼ばれるパーツの回転数を計測しているセンサーになります。このセンサーが駄目になってしまうとエンジンの全てのバランスが取れませんので当然ストールしてしまいます。
診断の結果、今回はセンサー自体が温まってくると断線症状を引き起こしていました。
修理はセンサーを交換すれば作業完了ですが、C55はコンパクトボディーに無理してV8エンジンを搭載していますのでスペースが無く大変です。