故障 一覧
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No.173 Vクラス W638 冷却水漏れ修理
ベンツV230(W638)の冷却水漏れ修理依頼です。
ベンツのW638はV230、V280共に水回りが弱いです。年数も経ってきているので基本的には漏れてきている個所だけの交換だけではなく、その他の水回りもしっかり確認して交換する事をお勧めします。オーバーヒートを起こさない為にも、暑い夏を迎える前に水回りの点検を行いましょう!
No.168 Cクラス W203 足回り異音修理
段差やハンドルを切った時に異音がするとの修理依頼です。
まずはロードテストです。異音は複数で段差でゴトゴト、ステアリングを操作するとギーコギーコ音がします。複数種の異音がする場合、異音原因も複数ある事が予想されますので診断は通常より難しくなります。実際の診断はリフトアップし確認、集音器を使いロードテストを繰り返し原因を絞っていきます。今回は足回りメインとなるロアアームとラジアスアームが異音の発生元でした。ボールジョイントが不良のラジアスアームはAssy、ブッシュ不良のロアアームはブッシュのみの打ち替えにて対応し修理しました。修理後は異音も収まり見違えるように走りも良くなりましたよ!
No.166 Bクラス W245 エンジン警告灯点灯
チェックエンジン警告灯が点灯しているとの修理依頼です。
運転自体は全く異常なく調子がいいですが、確かにエンジン警告灯が点灯しています。早速DASテスターにて診断を行います。するとO2センサーのエラーが入力されていました。テスター上の実測値で確認しても全く信号を発していない状態です。後はセンサー単体を点検すれば診断完了です。O2センサーの場合は配線と配線の接続部でも不良が多いので念のため確認します。今回はセンサー本体がNGでしたので交換すれば無事復帰です。
No.165 SLクラス R230 SL500 ABC警告灯点灯修理
走行中にABCの警告灯が点灯するとの修理依頼です。
現象を確認します。エンジンを指導して数秒すると赤のABC警告灯が点灯してしまいます。しかし車高は通常の高さを保ったままです。ではDASにて診断を進めていきます。ABCコントロールユニットには複数のエラーが入力されていました。それぞれのエラーを絞って考えていくと2つの原因に行き着きました。1つはABCポンプの性能低下。通常の1/2程度の吐出圧しかありませんでした。2つ目は左リアショックからのオイル漏れ、こちらはショック本体からのオイル漏れで目視では解らなかったですが車高センサー値の履歴を見ていくと漏れが原因で僅かに車高が下がっていました。今回はお客様のご要望で中古部品にて対応いたしました。最後にABCオイルの全量交換とフィルター交換を行い作業完了です。
No.163 Eクラス W211 E320 エンジンオイル漏れ修理
リフトアップして診断を進めていきます。エンジンを覆っているアンダーカバーの後ろ側からオイルが滴っています。アンダーカバーを外してみるとやはり定番のリアクランクシールからのオイル漏れでした。この箇所は漏れも酷くなりやすく、このままでは車検も合格できませんし、漏れ個所のすぐ下にはO2センサーのカプラーがあるのでそちらを攻撃してしまう可能性もあります。やはり出来れば早めの修理が一番ですね!交換にはA/T Assyを脱着する必要があります。
No.158 MLクラス W164 エアサス修理
まずはDASにてテスター診断実施です。エアサスコントロールユニット内のエラーを確認します。入力されているエラー内容を元に各実測値を確認、原因を絞っていきます。
今回の原因のエアサスコンプレッサーはエアサス用の圧縮空気を作るパーツですが全く圧縮できていませんでした。こうなれば当然車高も下がってしまいます。今回はコンプレッサーを交換修理して作業完了です。作業にはフロントバンパー脱着が必要です。
No.152 Eクラス W210 E320 エンジン失火不調修理
まずはDASにてテスター診断を行うとお決まりのミスファイヤー=失火のエラーが入力されていました。今回は5番シリンダー単体での不具合ですので5番単体が不良になる箇所に絞って診断を進めていきます。不具合の原因はサプレッサーと呼ばれるスパークプラグに入力される高電圧を送電するケーブル。これが駄目になりプラグに火が飛ばず失火状態になっていました。
今回は1シリンダー2本のサプレッサー×V6なので計12本を交換して作業完了です。
No.150 Vクラス W638 V280 A/T不良 故障修理
DASにてテスター診断を行います。VクラスのA/Tで弱点となるセンサー等、まずは軽い所から実測値とエラーを頼りに原因を探っていきます。電気的な不具合は確認出来ませんでしたので次いで機械的な不具合を探ります。ATFを取り出しオイルの状況を見てみるとかなりの量のスラッジが…これは内部で破損が起きていることを示すので交換か、オーバーホールが必要になります。今回はお客様との打ち合わせの結果中古A/Tへの載せ替え修理を行いました。作業はエンジンを丸ごと降ろしてからの作業になりますので大掛かりな修理になります。作業後はテスターにて学習値をリセット、新たな学習を行い作業完了です。
No.147 Cクラス W203 エンジン警告灯点灯
他店にてエンジンハーネスからECUにオイルが廻っておりかなり高額になるとの事で弊社にご入庫頂きました。確かにW203ではこのトラブルは定番です。そうなると基本的な部品代等はあまり変わらないのでやはり高額になってしまうかなー…と思いつつ診断を進めていくとハーネスにオイルは廻っていましたが、以外にもユニットに廻っているオイルは少ないです!!これなら希望が出てきたのでDASテスターにて実測値を見ながら原因を絞っていきます。結果的にはオイルが廻ってしまっていたセンサー類2つがメインの原因になっていましたので今回はセンサー2つを交換。
コントロールユニット、メインハーネスは清掃を行い、再利用!最後にオイル漏れの原因であるカムマグネットを交換して作業完了。長時間試運転を行いましたがエラーの再入力はありませんでした。ピンポイント整備でなんとか金額を下げることが出来きお客様に喜んで頂けました。
No.145 GLクラス X164 GL550 チャージランプ警告灯点灯
走行中にバッテリーチャージ警告灯が点灯したとの修理依頼です。
キャリアカーにてご入庫です。入庫時には既にウンともスンとも動かない状態。これでは診断のしようがありませんので外部電源を接続して診断開始です。
症状から推測したとうり今回の原因はオルタネーターの故障でした。車の電気を一手に賄う発電機ですのでこれが駄目になると今回の様な走行中突然のバッテリー上がりになってしまいます。修理はオルタネーター本体とバッテリーを交換して完了です。GLのバッテリーは助手席シート下にあり作業が大変です…