Gクラス(ゲレンデバーゲン) 水漏れ修理
水漏れでキャリアカー入庫のGクラスです。
早速、点検開始です。まずはラジエータの加圧テストを行います。
加圧テストはエンジンが始動していない状態でも、強制的に配管内の圧力を上げる事が出来る作業です。ベンツですと、1.3ぐらい加圧して、冷却系統の水漏れ及び滲みを確認していきます。今回はリザーブタンクとサーモハウジングからの水漏れを確認できました。
水廻りの修理は漏れている箇所を修理すると、次に弱い個所から漏れてくるのが常識です。マーキーズでは交換にあたり、付随するホースや点検で確認し、次に漏れそうな箇所、膨らんでいるホース、経年劣化部品などの交換も同時にお見積もりしております。内容にもよりますが、あまりにも部品点数を削っての整備依頼は、修理後も水漏れが発生して二次被害の確率が上がる為に、お断りさせて頂くケースもあります。もちろん、お客様へのアドバイスと内容を吟味してお知らせいたしますのでご安心を!
部品交換後、加圧テストを行い、漏れてこない事を確認して、ロードテストを行い、負荷をかけてのテストです。これで漏れてなければ業完了です。
No.047 W638 水漏れとキーレス不良
V230、エアサスの警告灯点灯とスイッチで解除できない故障です。まずはDASにてテスター診断、案の定エアサスタイムエラー入力有りこれは必要以上にポンプが作動して、コントロールユニットが強制的に電源をカットしている状態です。故障メモリをリセットしてポンプを作動させます。耳をすますと、シューと音が聞こえます、間違いなくエアー漏れを起こしています。今回はソレノイドバルブを交換して完治しましたが、Vクラスは他からも漏るケースが多々有り一式スプリング方式に交換するのをお勧めします。
No.007 W211 エンジン水漏れ修理
冷却水が減る、一週間に一度補充をしていると修理依頼です。
まずはエンジンの冷却システムに加圧テストを行います。これは冷間時でも圧力を強制的に掛ける事が出来るものです。約1.1位かけると各所からポタポタと水が漏れてきました。原因はヒーターモータや各ホース・ウォーターポンプからの漏れが発見できました。これらを交換し次に弱いと考えられる箇所も同時交換で進めて行きます。