【ベンツ動画技術ファイル】メルセデスベンツ CLS W219 足廻り異音修理
車検整備でご入庫された車輌になります。車検と同時に走行中の異音修理もご依頼頂きました。
走行テストや各部足廻り点検を行い、原因を特定しました。
フロントアッパーアームのボールジョイントにガタが出ており、異音を発生させていました。
正常な部品との対比をご覧下さい。
No.199 Sクラス W221 E320 エンジンルーム異音修理診断
エンジンルームから異音がするとの修理依頼を頂き、早速診断を行いました。エンジンの回転に音が連動しており、ベルト付近から異音が聞こえてきましたので、ファンベルトを外し駆動されている部分を一つ一つ点検をして行きました。
ウォーターポンプの点検をしたところでポンプ軸にガタつきが出ているのが分かり、異音の発生原因となっていました。
W221ではウォーターポンプにクランクプーリーがかぶるように取り付けされていますので交換作業は少し大変です。
無事に交換、冷却水ラインのエア抜きが完了し異音も無くなりました。
No.196 Eクラス W211 E320足廻り異音修理
メルセデス・ベンツE320(W211)足廻り異音修理です。
こちらの車両はハンドルを切るときしむような異音が出ていました。アームのブッシュやジョイント部に目立った劣化は無く、各所分解をして点検を進めて行くと
スタビライザーの固定部のブッシュから異音が出ている事が分かりました。こちらの部品はスタビライザーと一体となっており交換がかなり大変です。
サブフレームとボディの間に付いているので、エンジンを支え、ステアリングラック、サブフレームを順々に外しての交換作業になります。
エンジンの振動が大きくなっていましたので同時にエンジンマウントの交換を行い、逆の手順で組付けし作業完了です。異音、振動共に無くなり快適さが戻りました。
No.191 Cクラス w203 室内異音の修理
メルセデスベンツCクラス(W203)の室内異音の修理依頼です。
早速エンジンをかけて確認してみたところ、W203では定番のエアコンのフラップ作動不良により発生してる異音でした。
少し大掛かりな作業になりますが、センターコンソールからダッシュパネルまですべて取り外していきます。パコパコと異音のしている部分をはずしてみると、樹脂のギヤの歯が欠けていました。
この欠けている箇所が原因で空転を繰り返し異音を発生させています。こちらのギヤはリペア用として部品設定がありますので、交換して異音が出ていないことを確認し、内装パーツを全て組み上げ作業完了です。
No.190 Eクラス w211 異音 点検 修理
早速点検を進めていきましょう。今回はW211CDIのディーゼルエンジンです。エンジンルーム内の基本的なレイアウトは変わりませんので同じように点検も進めていきます。今回の異音の原因は、パワステポンプからのようです。ただ今回はパワステ内の油量が少ないがために、異音が鳴っているわけではなく、パワステポンプ本体の不良でした。交換の際にはパワステホース数本にも漏れが有りましたので同時に交換し、異音も無事無くなり作業完了です。
No.188 Eクラス W211 エンジン オイル漏れ ベルト鳴き 点検 修理
最近エンジンルームからキュルキュルと音がするようになった、との修理依頼です。
早速点検を進めていきます。エンジンが暖まっている状態では音の確認がとれませんでした。まず一番怪しいと思われるベルト廻りの点検から進めていきます。テンショナーにはベルトの伸び具合や使用限度を示すインジケーターが有りますので、インジケーターを参考に診断していきます。点検中オートテンショナー真上のオイルフィルターのブラケットからオイル漏れも確認しました。
エンジンを冷まし再度ノイズキャッチャーを使用し診断を行うと、異音の原因はテンショナーのプーリーからということがわかりました。ベルトテンショナー及び、オイル漏れがあったフィルターブラケットのパッキン交換をし異音もオイル漏れもなくなり無事作業完了です。
No.187 ビアノ W639 エンジン異音修理
アイドリング中に車体下から異音がするとの修理依頼です。
早速診断を進めていきます。確かにアイドリング中カラカラ、ガラガラ丁度運転席の下ぐらいから聞こえてきます。ではリフトアップし異音箇所を絞っていきます。
ベンツでこの手の異音の場合メジャートラブルは二か所あげられます。一つはキャタライザー(触媒)、劣化にて内部のセラミックが遊び異音が出る場合です。もう一つはマフラーステー割れで異音が出る場合です。車両下側から診断を進めていくと…今回は後者のマフラーステー折れを発見しました。修理はステーのみを交換すれば完了です。このステーはベンツの多くの車種に使用されていますのでビアノ以外でも同じような症状であればここの可能性が高いですよ!
No.177 Sクラス W220 足回り異音修理
ステアリングを切った時にギコギコ音がするとの修理依頼です。
W220定番の足回り異音ですね。早速現象をロードテストで確認しリフトアップ、原因を特定しきていきます。今回は症状も酷く、常に異音が出ている状態でしたので原因特定もスムーズに行えました。これが「時々」や「高速走行時だけ」等ですと非常に難解になります。
異音の原因は定番のナックルボールジョイントではなくショックロアージョイントでした。外してみると手でガタが確認できる程でした。
今回はロアアームを交換して作業完了です。
No.157 Sクラス W220 S320 排気音異音修理
早速診断開始です。確かにレーシング(空ぶかし)を行うと乾いた感じの音が響きます。社外のマフラーをうるさくした様な感じでしょうか。リフトアップしマフラーやエキマニの割れや腐食、接合部からの排気漏れ等を確認していきます。しかし特に異常はありませんでした。しかしどうやらキャタライザー近辺から音が響いているので、もしやと思いキャタライザーを外してみると見事に触媒が無くなっていました。原因判明ですね!今回はキャタライザーAssyを交換して作業完了です。無事元のマフラー音に戻りました。
Gクラス(ゲレンデバーゲン) 足回り異音
メルセデスベンツGクラスが足廻りの異音で入庫です。
ロードテストを実施して依頼内容の確認です。常異音が発生している訳では無く、段差やステアリングを左右に切った時に異音が発生します。
おおよその目処は付いておりますが確認の為に、リフトアップして下廻り検査を実施です。Gクラスはラック式でなくギヤボックスタイプですので左右に長いタイロッドとステアリングダンパーなどで構成されております。今回は、両端ともボールジョイントにガタがあり、エンドのブーツは破れて、グリスがとび出ている状態でした。前後で2本付いているロッドを両方交換して、ステアリングギヤボックスの遊びの調整を行い、再度ロードテストを実施!
段差でも平地でも荒れた路面でも異音がしない事を確認して作業完了です。