診断 一覧
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No.220 ベンツ Aクラスリヤ窓が開かない 点検修理
点検ではモーターが作動しているか、スイッチを押した時に作動電圧が発生しているかなどをチェックします。この車両も含めドア内張りを外したのち、モーターにアクセスする前のインシュレーターパネルがリベット留めをされている場合が多く、まずは電圧点検等で判断をする事が増えています。今回はモーターの作動は確認出来ましたので、機械的故障が考えられ、レールの交換を行います。インシュレーターを外しレールを確認したところ、レール部のローラーが破損していました。レール交換を行い、各所調整。作動確認を行い完了です。
No.218 ベンツ Vクラス(V280) 冷却水漏れ点検 整備
冷却水を補充してもインジケーターランプが頻繁に点灯する様になって来たとの事で入庫しました。
V280は水廻りのトラブルが多い車輌でも有りますので、多くの事例が有ります。
まずは冷却水漏れの有無を確認する事から診断は始まります。加圧テスターを使用し冷却水ラインの確認を行うとラジエーターから冷却水漏れが発生している事が分かりました。
ラジエーターAssy交換を行い再度加圧テストを実施。他に冷却水漏れが無い事の確認を行います。クーラントを冷却するラジエーターはV280のウイークポイントでも有ります。
No.210 ベンツ Vクラス(w638) エンジン始動不良 診断修理
セルモーターは廻るのに、エンジンが始動出来ないという事でご入庫されたVクラスです。
システム診断の結果、燃料ポンプが動いていない事が分かりました。
燃料ポンプを交換する際は、燃料タンクを降ろす必要が有り、少々大掛かりな作業となります。
燃料ポンプを交換後、エンジンは無事始動出来るようになり、試運転と再度システム診断を行い問題が無い事を確認し作業完了となりました。
No.199 Sクラス W221 E320 エンジンルーム異音修理診断
エンジンルームから異音がするとの修理依頼を頂き、早速診断を行いました。エンジンの回転に音が連動しており、ベルト付近から異音が聞こえてきましたので、ファンベルトを外し駆動されている部分を一つ一つ点検をして行きました。
ウォーターポンプの点検をしたところでポンプ軸にガタつきが出ているのが分かり、異音の発生原因となっていました。
W221ではウォーターポンプにクランクプーリーがかぶるように取り付けされていますので交換作業は少し大変です。
無事に交換、冷却水ラインのエア抜きが完了し異音も無くなりました。
No.193 Eクラス w211 ディーゼル グローランプ 点灯 修理
早速点検を進めていきましょう。現象確認のためエンジンを始動しようとすると、やはりグローランプが点灯しっぱなしでエンジンのかかりも非常に悪い状態です。グロープラグが全数機能していないようですね。テスターにてエラーコードを見ていきますと、余熱時間のタイムエラーが出てきました。点検を進めていきますと、グローのヒーターユニットが原因であることがわかりました。このユニットは故障事例も多く部品を頼むと対策品に変わってきます。
今回はヒーターユニット単体の交換にて症状も改善され無事作業完了です。
No.188 Eクラス W211 エンジン オイル漏れ ベルト鳴き 点検 修理
最近エンジンルームからキュルキュルと音がするようになった、との修理依頼です。
早速点検を進めていきます。エンジンが暖まっている状態では音の確認がとれませんでした。まず一番怪しいと思われるベルト廻りの点検から進めていきます。テンショナーにはベルトの伸び具合や使用限度を示すインジケーターが有りますので、インジケーターを参考に診断していきます。点検中オートテンショナー真上のオイルフィルターのブラケットからオイル漏れも確認しました。
エンジンを冷まし再度ノイズキャッチャーを使用し診断を行うと、異音の原因はテンショナーのプーリーからということがわかりました。ベルトテンショナー及び、オイル漏れがあったフィルターブラケットのパッキン交換をし異音もオイル漏れもなくなり無事作業完了です。
No.186 Eクラス W211 E350 ESP警告灯点灯修理
メーター内にはESP「マニュアルを参照して下さい」の表示と「!」マークの警告灯が点灯しています。DASを使用しテスター診断実施です。エラーコードを確認するとブレーキスイッチのエラーが入力されていました。定番のトラブルコードです。運転者がブレーキを操作しているかしていないかを検知するセンサーになります。実測値と単体点検を元にブレーキスイッチ本体が不良である事が分かれば診断完了です。この警告灯点灯修理の事例の中では運がいい方の部類ですね!比較的安価なブレーキスイッチのみを交換し、仕上げにDASにてエラー消去と実測値が復帰している事を確認すれば作業完了です。
No.183 Sクラス W221 S600 エンジンオイル漏れ修理
早速リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外すと直ぐにオイルが滴っているのを発見。場所はエンジンとミッションの繋ぎ目なので定番のリアクランクシールと思われがちですが、S600の場合は別です。S600のV12エンジンではエンジンVバンク中央にオイルクーラーがありそこから漏れたオイルがエンジン後ろ側につたって来るトラブルが多いです。今回も清掃と診断を繰り返すとオイルクーラーから漏れているのを断定できました。修理にはエンジンを降ろし、そこから左右シリンダーヘッドを脱着する為大変に時間と手間がかかる作業です。
No.175 Cクラス W203 オーディオ不調修理
時々オーディオが不調(操作出来ず、音も出ない)との修理依頼です。
早速診断を進めていきます。W203ぐらいの年式ではまだオーディオシステムが単体で組まれているので診断はオーディオ回路を辿っていけば大方解決します。
(現代の車はオーディオ、ナビ、車両システム等が複合し一つの大きなネットワークを形成しているので診断も大変です…)今回は症状から考えヘッドユニットの不良が考えられましたのでセンターコンソール付近を分解、裏側のハーネスの電圧を測定し診断していきます。診断の結果やはりヘッドユニット不良が判明しましたのでお客様とご相談上、今回は中古部品にて修理対応致しました。
No.171 Eクラス W211 コラム調整機能修理
早速診断を始めていきます。このお車は前後のテレスコピックと上下のチルトどちらもモーターとギアを使って電動で動かすことができます。今回の場合はトレスコピックは問題ありませんがチルト側がモーターの音は聞こえますが動きません。こうなると怪しいのは動力伝達系統ですのでハンドル、メーター周りを分解して探っていきます。
原因として見つかったのがモーターから動力を伝える樹脂製のシャフト!見事に割れてしまっていました。交換はステアリングシャフトAssyを外す必要がある為時間がかかります。