診断 一覧
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No.170 CLKクラス W209 デフオイル漏れ修理
早速車両を上げ診断していきます。車両下から診断を進めていきます。今回の漏れ個所はエンジンでもミッションでもなく車両後部に取り付けられているデフでした。メルセデスではある程度年式が経つと漏れの多い箇所です。修理にはデフを降ろす必要があるのでマフラー、プロペラシャフト、ドライブシャフト等も外す必要があり時間が掛かってしまいます。
No.162 Sクラス W220 エンジンチェックランプ点灯修理
エンジンチェックランプが点灯しているとの修理依頼です。
まずは確認作業です。確かにチェックエンジンが点灯していますが、試運転をするとアイドリング、定常走行、加速等特に異常ありませんでした。次いでDASにてテスター診断です。エンジンコントロールユニットにはエアマスセンサーのエラーが入力されていました。ベンツに限らず、輸入車全般のウィークポイントですね。後は実測値を確認しエアマスセンターと断定すれば作業完了です。エアマスセンサーの故障は様々で警告灯が点く場合もあれば不点灯の場合もあります。症状も今回の様に無しからアイドリング不良、加速不良等多岐にわたりシンプルですが難しい診断です。
No.157 Sクラス W220 S320 排気音異音修理
早速診断開始です。確かにレーシング(空ぶかし)を行うと乾いた感じの音が響きます。社外のマフラーをうるさくした様な感じでしょうか。リフトアップしマフラーやエキマニの割れや腐食、接合部からの排気漏れ等を確認していきます。しかし特に異常はありませんでした。しかしどうやらキャタライザー近辺から音が響いているので、もしやと思いキャタライザーを外してみると見事に触媒が無くなっていました。原因判明ですね!今回はキャタライザーAssyを交換して作業完了です。無事元のマフラー音に戻りました。
No.155 Cクラス W204 エンジン警告灯点灯修理 エアマスセンサー
調子は悪くないがエンジン警告灯が点灯したとの修理依頼です。
試運転をしてみると確かに全く調子は悪くありません。しかししっかりとエンジンチェックランプは点灯したまま。ピットにてDAS診断を行います。
エラー内容から原因を推測し単体点検を行っていきます。今回の原因はエアマスセンサー、いつの時代も壊れれるセンサーの代名詞ですね。このエアマスセンサーですが故障の仕方によって症状が様々です。今回の様にチェックランプ点灯だけから加速が悪い、アイドリング不安定等々。修理はエアマスセンサーを交換、エンジンが記憶している学習値とエラーをリセットし作業完了です。
No.153 CLSクラス W219 CLS55AMG A/T異常修理
走行中にA/Tが変速せず、警告灯が点灯するとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ECU内には目標としているギアに入れる事が出来ないとのエラーが。この時点で電気的故障は薄いと考え、A/T内部の機械的な部分に当たりを付けて診断を進めていきます。車両をリフトアップしてみるとまず尋常じゃないほどのA/Tオイル漏れが見つかり、更にA/Tオイルパンを外すと大量のスラッジが混入していました。
オイル漏れもスラッジがパッキンを痛めつけて起こしていたようです。こうなってしまうとA/T内部全てにスラッジが廻り、各クラッチで焼き付きや滑りを引き起こしているので単体での修理は不可です。フルオーバーホールかA/T載せ替えのどちらかになってしまいます。今回は手頃な中古がタイミング良くありましたので中古A/Tと乗せ換えにて修理を行いました。
No.152 Eクラス W210 E320 エンジン失火不調修理
まずはDASにてテスター診断を行うとお決まりのミスファイヤー=失火のエラーが入力されていました。今回は5番シリンダー単体での不具合ですので5番単体が不良になる箇所に絞って診断を進めていきます。不具合の原因はサプレッサーと呼ばれるスパークプラグに入力される高電圧を送電するケーブル。これが駄目になりプラグに火が飛ばず失火状態になっていました。
今回は1シリンダー2本のサプレッサー×V6なので計12本を交換して作業完了です。
No.151 Cクラス W203 C55 AMG エンジンストール修理
DASにてテスター診断実施です。コントロールユニットにはクランクアングルセンサーのエラーが入力されていました。エンジンの中心となるクランクシャフトと呼ばれるパーツの回転数を計測しているセンサーになります。このセンサーが駄目になってしまうとエンジンの全てのバランスが取れませんので当然ストールしてしまいます。
診断の結果、今回はセンサー自体が温まってくると断線症状を引き起こしていました。
修理はセンサーを交換すれば作業完了ですが、C55はコンパクトボディーに無理してV8エンジンを搭載していますのでスペースが無く大変です。
No.148 Eクラス W211 エンジンオイル漏れ修理
リフトアップし診断を進めていきます。AMGに限らずBMWのMモデル、AUDIのRSシリーズなど高性能車種やグレードになるほどエンジンルーム一杯にエンジンやその他補器類が詰め込まれていますの当然診断も難しくなります。今回も直接目視にて確認できない位置から漏れていたので邪魔なパーツの取り外し、また鏡などを使って何とか探っていきます。
今回の原因はタペットカバーパッキンからの漏れでした。輸入車全般で定番の漏れ個所ですね。
作業はAMG55モデルよりエンジンが大型化した為少し手間がかかる作業になります。