警告灯点灯 一覧
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No.103 W211 オイルレベル警告灯点灯修理
走行中にオイルレベルの警告画面が出るとの修理依頼です。
まずはオイルレベルの確認です。ベンツの場合オイルレベルゲージがなく画面のみで確認するモデルもあります。今回のW211も該当車種です。
その場合は専用のレベル測定工具を使用し実際のオイルレベルを確認します。オイルレベルは異常なし。そうなってくるとレベルセンサーやそれに関連する
部分が疑わしいのでDASとサーキットテスターを使用し原因を絞っていきます。今回はレベルセンサーの特性ずれが判明しましたので交換して作業完了です。
No.097 R230 SRS警告灯 点灯
SRS(エアバック)警告灯が点灯しているとの修理依頼です。
早速DASにてテスター診断実施です。SRSユニットと通信しエラーを確認すると着座センサー、サイドエアバック点火回路等のエラーを記憶していました。しかし同時に複数個のエラーが入っている場合、各センサー等を取りまとめているコントロールユニット(コンピューター)の不良も視野に入れて点検しなければなりません。
今回のケースもエラーが入力されている各項目を単体点検すると正常でしたのでコントロールユニットの不良と判断しました。交換後はテスターにてコーディング作業を行う必要もあります。
No.016 W219 エアサス警告灯点灯
入庫したときは、左前に傾いている状態で、スイッチを操作しても作動しない状態でした。一度テスターでリセットを行い、作動させると、フロントのショックからぴゅーぴゅーとエアーが抜ける音がしています。漏れている箇所を点検して、修理か交換かを決定。今回は本体からの漏れでしたのでAssy交換となりました。テスターでセットアップして作業完了です。
No.011 W219 車高が下がる、警告灯点灯
走行中にエアサスペンションの警告灯が点灯すのと何時間か置いておくと車高が傾く修理依頼です。
こちらはエアーの漏れとコンプレッサーの動作及び各バルブの点検から始めます。テスターに繋げ圧力チェックと各ラインのエア漏れを点検していきます。原因はエア漏れによるサスペンション不良と常に空気を送っていた為コンプレッサーが焼き付いてしまったようです。W219に限らず、ベンツのエアサスはみな同じシステムですよ。
No.063 W215 エンジン不調整備
エンジンが不調、チェックエンジン点灯にて修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。今回は02センサーの補正範囲を超えているというエラーが入力されていました。このエラーの場合補正範囲を超えてしまう原因を探さなければなりません。単純にO2センサーを交換しても直りませんよ。不調の症状とリンクさせながら点検していくとブローバイホースからの2次エアの吸い込みが確認できました。劣化によりホースに亀裂が入っていました。今回は定番のタペットパッキンからのオイル漏れもありましたので同時に交換し作業完了です。
No.068 W220 車高が下がる、警告灯点灯
走行中にエアサスペンションの警告灯が点灯する、またオイル漏れもあるとの修理依頼です。
S600ですのでABC搭載車になります。DASにてエラーを確認、プレッシャー低下のエラーが記憶されていました。次いで車両をリフトアップ、原因を探っていきます。今回はABCホースからのオイル漏れにてプレッシャー不足になっていたようです。オイル漏れを起こしていたホース2本を交換し再びDASで確認、エラー消去。警告灯も出なくなり作業完了です。。
No.018 W639 変速不良
早速DASテスターにて診断です!故障メモリーは、PPWソレノイドバルブ不良。では実測値での点検です。点検を進めて行くと、A/T本体に入る配線の部分があるのですが、そこの配線の一本が断線している?早速リフトアップして点検です。真ん中画像、右上の穴が配線の通る部分で、外から入り中のバルブボディ側とつながるのですが、バルブボディ側のカプラー部が回ってしまい基盤がねじれて断裂していました!どうやら以前オイル漏れで別工場に修理依頼した際に、液体パッキンで修理されていた模様…?ちぎれた銅版を修理し、バルブボディを組み直し、完了です。
No.12 W219 SRS警告灯点灯
まずはDASにてテスター診断実施です。内部SRSのシステムエラーを確認した所、助手席着座センサーの不良を確認しました。これは助手席に人が乗車しているか否かを判断しているセンサーになります。メルセデスベンツの場合、エラーが入力されている状態ではシステムが作動しませんので万が一の時には大変危険です。センサー交換にはシートを脱着して革を剥がさなくてはならず少々手間が掛かります。
No.052 W215 ABC警告灯点灯
走行中ABC警告メッセージ点灯、それに伴いABCコントロール出来ない修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ABCユニット内に油圧低下のエラーを確認できました。ですがこれだけでは原因に結びつきません。このエラーから考えらる原因を考え、一つ一つ点検、点検結果からあり得ない可能性を削いでいくことで初めて原因に到達できます。今回は油圧低下ですのでポンプ不良にて油圧低下、油圧を計測するセンサーの故障、油路がつまりセンサーに圧力が届いていない等いくつもの可能性があります。点検深度を深め今回はポンプの性能低下が判明しました。ポンプと同時交換Oリング等を交換し作業完了です。無事警告メッセージも出なくなりました。
No.032 W220 ESP/BAS警告灯点灯
早速DASによる故障診断でショートテストを行い、エラーコードを点検します。入力されていたコードはトリガースイッチ・ストロークエラー、これでおおよその見当が付きましたので実測値を見ながらの故障診断を行います。ゆっくりブレーキを踏み、ゆっくりはなす実測値が変化しません。この部品が悪いのは確認できましたが、ベンツの場合、故障が重複している事が多いので注意が必要ですよ。交換後は実測値も変化し修理完了です。