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No.221 ベンツ SLクラス R230 ABCオイル漏れ修理 点検
メルセデスベンツ SL R230 ABCオイル漏れ修理依頼です。
特に警告表示や車高落ちはなかったのですが状況確認の為に早速リフトアップして点検をします。
システムを確認していくとリヤのABCサスペンション本体からオイル漏れが確認出来ました。
左右ともにオイル漏れをしている状況が分かりましたので、トランク内のトリム関係と足廻りを分解しての交換作業となります。
今回のように問題無いように走行が出来ていても、いずれは次第にオイル量が減少し車高が落ちてしまいます。
このような事を防ぐためにも定期点検などを受け、早期発見と修理をお勧めします。
No.200 ベンツ SL R230 ABC警告灯点灯修理 原因特定
早速専用テスターDASにてエラー内容を診断します。「システムプレッシャーが小さすぎる」とのエラーが確認できます。
次になぜ上記内容のエラーが出てしまったのか、テスターにてシステムテストを行い原因を探ります。ABC警告灯は様々な原因がありますが、点検の結果今回はABCポンプの圧力供給不足が原因と判明しました。今回は原因箇所のABCポンプを交換し作業完了です。作業後ABC警告灯点灯表示も消えています。
No.165 SLクラス R230 SL500 ABC警告灯点灯修理
走行中にABCの警告灯が点灯するとの修理依頼です。
現象を確認します。エンジンを指導して数秒すると赤のABC警告灯が点灯してしまいます。しかし車高は通常の高さを保ったままです。ではDASにて診断を進めていきます。ABCコントロールユニットには複数のエラーが入力されていました。それぞれのエラーを絞って考えていくと2つの原因に行き着きました。1つはABCポンプの性能低下。通常の1/2程度の吐出圧しかありませんでした。2つ目は左リアショックからのオイル漏れ、こちらはショック本体からのオイル漏れで目視では解らなかったですが車高センサー値の履歴を見ていくと漏れが原因で僅かに車高が下がっていました。今回はお客様のご要望で中古部品にて対応いたしました。最後にABCオイルの全量交換とフィルター交換を行い作業完了です。
No.159 CLクラス W215 CL500 ABCオイル漏れ修理
リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外してみるとオイルが漏れている箇所は直ぐに判明しました。場所はエンジンとミッションのつなぎ目部分。通常ですとリアクランクシールが怪しい所ですが、この車両はABC搭載車。簡単には診断できません。今回も漏れていたのはエンジンオイルではなく、ABCフルード。ミッション上を通っているABCホースからの漏れでした。
ホースを交換すれば漏れ修理は完了ですが、交換が厄介でミッションを外しての交換になります。
No.131 Sクラス W220 車高が上がらず ABC警告灯点灯
走行中に車高が下がり、アクティブボディーコントロール警告灯が点灯したとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ABCコントロールモジュールには供給圧力が低すぎるとのエラーが、実測値で見ても全く圧力が無い状態。車両をリフトアップすると下回りには大量のオイルが滴っていました。ABCリザーブタンク内にはABCオイルが一切入っていませんでしたので今回はオイル漏れと断定、漏れ個所を探していきます。原因はABC作動油を各パーツに運ぶホース、その中の一本が破裂しオイルがダダ漏れ状態でした。今回は該当ホースを交換しました。この様な故障の場合ABCポンプ事態も二次的に破損してしまうケースが多いのですが、今回はポンプはそのまま使用することができました。作業後はシステムのエア抜きを経て作業完了です。
No.052 W215 ABC警告灯点灯
走行中ABC警告メッセージ点灯、それに伴いABCコントロール出来ない修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ABCユニット内に油圧低下のエラーを確認できました。ですがこれだけでは原因に結びつきません。このエラーから考えらる原因を考え、一つ一つ点検、点検結果からあり得ない可能性を削いでいくことで初めて原因に到達できます。今回は油圧低下ですのでポンプ不良にて油圧低下、油圧を計測するセンサーの故障、油路がつまりセンサーに圧力が届いていない等いくつもの可能性があります。点検深度を深め今回はポンプの性能低下が判明しました。ポンプと同時交換Oリング等を交換し作業完了です。無事警告メッセージも出なくなりました。