No.240 東京都 墨田区 /ベンツ AMG MLクラス W164 ML63 車検
車検でご入庫頂きましたメルセデスベンツのMLクラスAMG63モデルです。
点検の結果エンジンのVベルト廻り関連に劣化がありましたが、その他はコンディションは非常に良く定期交換部品が中心の作業となりました。
ベルト廻りは張りを調整しているテンショナーやプーリー等もガタがありましたので交換しています。
そのまま放っておくとどんどん遊びが大きくなり、ベルトの鳴き等に繋がり、最悪のケースはベルトが外れてしまいますので車検時、劣化しているのであれば必ず修理しておくのがおすすめです。
No.227 ベンツ C63 AMG W204 社外エキゾーストマニホールド取付け
メルセデスベンツ C63 AMG W204 社外エキゾーストマニホールド取付け
C63はエンジンが大きくCクラスのエンジンルーム内ギリギリに収まっている状態ですので、作業スペースが狭くマニホールド取り付け作業はとても大変になります。
各気筒のマニホールド長を揃える(等長)事でバランスの取れた排気をさせるのが最大の狙いです。
その他には配管の太さを大きくし排気効率を上げたり、軽量化なども同時に狙えます。
このような変わった整備作業も行っていますので、何でもご相談下さい。
メルセデスベンツ G55 W463 AMG 車検 各ベルト交換作業
車検でご入庫されたG55です。点検を進めていくとエンジンのファンベルト及びテンショナー、S/Cベルトに劣化が進んでいる事がわかりました。
ベルトの劣化は、異音の原因になるだけでなくベルトが切れてしまう原因となります。
ベルトが切れてしまうと、パワステが効かなくなる他バッテリーが充電されなくなる為最終的にはエンジンがかからなくなる原因になりますので定期的な交換が必要です。
ベルトを交換し、ロードテストを実施後車検を取得致しました。
No.153 CLSクラス W219 CLS55AMG A/T異常修理
走行中にA/Tが変速せず、警告灯が点灯するとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ECU内には目標としているギアに入れる事が出来ないとのエラーが。この時点で電気的故障は薄いと考え、A/T内部の機械的な部分に当たりを付けて診断を進めていきます。車両をリフトアップしてみるとまず尋常じゃないほどのA/Tオイル漏れが見つかり、更にA/Tオイルパンを外すと大量のスラッジが混入していました。
オイル漏れもスラッジがパッキンを痛めつけて起こしていたようです。こうなってしまうとA/T内部全てにスラッジが廻り、各クラッチで焼き付きや滑りを引き起こしているので単体での修理は不可です。フルオーバーホールかA/T載せ替えのどちらかになってしまいます。今回は手頃な中古がタイミング良くありましたので中古A/Tと乗せ換えにて修理を行いました。
No.151 Cクラス W203 C55 AMG エンジンストール修理
DASにてテスター診断実施です。コントロールユニットにはクランクアングルセンサーのエラーが入力されていました。エンジンの中心となるクランクシャフトと呼ばれるパーツの回転数を計測しているセンサーになります。このセンサーが駄目になってしまうとエンジンの全てのバランスが取れませんので当然ストールしてしまいます。
診断の結果、今回はセンサー自体が温まってくると断線症状を引き起こしていました。
修理はセンサーを交換すれば作業完了ですが、C55はコンパクトボディーに無理してV8エンジンを搭載していますのでスペースが無く大変です。
No.144 Sクラス W220 S55AMG ABCオイル漏れ修理
ABC故障のW220のご入庫です。ABCフルードの漏れもありますので、まず漏れ修理を最優先で行います。というのもオイル漏れが有る時点で車高が下がる原因となる為漏れ以外の原因で車高が下がっていても現時点では診断不可能に近い為です。症状から推測する事はできますが…
診断の結果オイル漏れは2か所から、ABCポンプ本体とメインのオイルホースからです。部品代も高額ですがホースに関しては交換にミッションを降ろす必要があり手間もかかります。幸い今回は漏れ修理にて無事車高落ちも治りお客様に喜んでいただけました。
No.135 SLクラス R230 SL55AMG ブレーキパット交換作業
ブレーキパット交換依頼にてご入庫です。念のため残量を測定、一番少ないところで1mmを切っていました。この残量でもパットセンサーの警告はなし。パット残量のバラつきや削れ方で残量が無くても警告が出ない場合があるので、警告はあくまで最終警告。通常の管理は定期的な点検で行うのが理想ですね!今回は同時に摩耗していたディスクローターも交換しました。ちなみにSL55AMGはbrembo製8ポットキャリパーですのでフロントは片側で4枚(※訂正いたしました)使用し(通常は2枚です)交換も大変です。
No.113 Sクラス W221 エンジン異音修理
エンジンの回転数に追従するようなヒューン音がするとの修理依頼です。
現象を確認すると確かにヒューンという様な音が聞こえます。場所はエンジンのファンベルト廻りの様です。ここからはサウンドスコープと呼ばれるテスターを使用し診断していきます。指向性を持たせたマイクをかえして異音を聞くことでエンジンの何処から音がしているのか?を絞り込んでいけます。今回の原因はABCポンプからの異音、W220世代から定番のトラブルですね。ポンプの値段が高くどうしても高額修理になってしまう箇所です。作業後はテスターにてABCシステムのエア抜き、油圧のチェック等しっかりと確認していきます。