メルセデスベンツ 一覧
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No.161 Eクラス W211 E320 A/Tオイル漏れ修理
早速弊社診断独自の項目にそって診断を進めていきます。今回ほとんどの機関が良好だったものの一点気になる箇所を発見しました。それはA/Tのオイル漏れ。今回は定番のA/TパンパッキンやEGSカプラーではなくパーキングブレーキスリーブからの漏れ。意外と知られていませんが上記2か所に次ぐ漏れポイントです。何度もオイル漏れを修理しているのに度々オイル漏れを指摘されてしまう。なんて場合はここが原因の可能性があります。交換には外部から目視出来るので簡単そうに見えますが、内部部品とメカニカルに嵌合しているのでA/Tを大きく分解する必要があります。
No.159 CLクラス W215 CL500 ABCオイル漏れ修理
リフトアップし診断開始です。アンダーカバーを外してみるとオイルが漏れている箇所は直ぐに判明しました。場所はエンジンとミッションのつなぎ目部分。通常ですとリアクランクシールが怪しい所ですが、この車両はABC搭載車。簡単には診断できません。今回も漏れていたのはエンジンオイルではなく、ABCフルード。ミッション上を通っているABCホースからの漏れでした。
ホースを交換すれば漏れ修理は完了ですが、交換が厄介でミッションを外しての交換になります。
No.158 MLクラス W164 エアサス修理
まずはDASにてテスター診断実施です。エアサスコントロールユニット内のエラーを確認します。入力されているエラー内容を元に各実測値を確認、原因を絞っていきます。
今回の原因のエアサスコンプレッサーはエアサス用の圧縮空気を作るパーツですが全く圧縮できていませんでした。こうなれば当然車高も下がってしまいます。今回はコンプレッサーを交換修理して作業完了です。作業にはフロントバンパー脱着が必要です。
No.157 Sクラス W220 S320 排気音異音修理
早速診断開始です。確かにレーシング(空ぶかし)を行うと乾いた感じの音が響きます。社外のマフラーをうるさくした様な感じでしょうか。リフトアップしマフラーやエキマニの割れや腐食、接合部からの排気漏れ等を確認していきます。しかし特に異常はありませんでした。しかしどうやらキャタライザー近辺から音が響いているので、もしやと思いキャタライザーを外してみると見事に触媒が無くなっていました。原因判明ですね!今回はキャタライザーAssyを交換して作業完了です。無事元のマフラー音に戻りました。
No.156 Sクラス W221 S350 エンジン警告灯点灯
早速DASにて診断開始です。エンジンコントロールユニットにはタンブルフラップ不動のエラーが。これはインレットマニホールドに取り付けられているパーツで、空気の通り道を変化させる役目をしているものです。このW221に搭載されているM272エンジンではメジャートラブルですね。修理に関しては純正のパーツでは単体供給がなくインマニAssyになってしまいます。お値段もかなり高額に…そこで社外ですが、対策パーツがありますので今回はこれを使用し単体で修理を行いました。
No.155 Cクラス W204 エンジン警告灯点灯修理 エアマスセンサー
調子は悪くないがエンジン警告灯が点灯したとの修理依頼です。
試運転をしてみると確かに全く調子は悪くありません。しかししっかりとエンジンチェックランプは点灯したまま。ピットにてDAS診断を行います。
エラー内容から原因を推測し単体点検を行っていきます。今回の原因はエアマスセンサー、いつの時代も壊れれるセンサーの代名詞ですね。このエアマスセンサーですが故障の仕方によって症状が様々です。今回の様にチェックランプ点灯だけから加速が悪い、アイドリング不安定等々。修理はエアマスセンサーを交換、エンジンが記憶している学習値とエラーをリセットし作業完了です。
No.154 MLクラス W163 ML320 冷却水漏れ修理
車両をリフトアップし診断を進めていきます。まずは目視にて漏れ跡やホースの亀裂などを確認していきます。しかし思いのほか綺麗。冷却水が減るのを認識できるのであればかなりの漏れのはず、もしかすると厄介なトラブルかと思いつつ冷却水回路に圧を掛け再点検してみると原因発見です!一定圧以上になると勢いよくウォーターポンプから漏れてきました。今回はウォーターポンプと劣化が見られたホースを交換して作業完了です。
No.153 CLSクラス W219 CLS55AMG A/T異常修理
走行中にA/Tが変速せず、警告灯が点灯するとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ECU内には目標としているギアに入れる事が出来ないとのエラーが。この時点で電気的故障は薄いと考え、A/T内部の機械的な部分に当たりを付けて診断を進めていきます。車両をリフトアップしてみるとまず尋常じゃないほどのA/Tオイル漏れが見つかり、更にA/Tオイルパンを外すと大量のスラッジが混入していました。
オイル漏れもスラッジがパッキンを痛めつけて起こしていたようです。こうなってしまうとA/T内部全てにスラッジが廻り、各クラッチで焼き付きや滑りを引き起こしているので単体での修理は不可です。フルオーバーホールかA/T載せ替えのどちらかになってしまいます。今回は手頃な中古がタイミング良くありましたので中古A/Tと乗せ換えにて修理を行いました。
No.152 Eクラス W210 E320 エンジン失火不調修理
まずはDASにてテスター診断を行うとお決まりのミスファイヤー=失火のエラーが入力されていました。今回は5番シリンダー単体での不具合ですので5番単体が不良になる箇所に絞って診断を進めていきます。不具合の原因はサプレッサーと呼ばれるスパークプラグに入力される高電圧を送電するケーブル。これが駄目になりプラグに火が飛ばず失火状態になっていました。
今回は1シリンダー2本のサプレッサー×V6なので計12本を交換して作業完了です。
No.150 Vクラス W638 V280 A/T不良 故障修理
DASにてテスター診断を行います。VクラスのA/Tで弱点となるセンサー等、まずは軽い所から実測値とエラーを頼りに原因を探っていきます。電気的な不具合は確認出来ませんでしたので次いで機械的な不具合を探ります。ATFを取り出しオイルの状況を見てみるとかなりの量のスラッジが…これは内部で破損が起きていることを示すので交換か、オーバーホールが必要になります。今回はお客様との打ち合わせの結果中古A/Tへの載せ替え修理を行いました。作業はエンジンを丸ごと降ろしてからの作業になりますので大掛かりな修理になります。作業後はテスターにて学習値をリセット、新たな学習を行い作業完了です。