W220 一覧
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No.144 Sクラス W220 S55AMG ABCオイル漏れ修理
ABC故障のW220のご入庫です。ABCフルードの漏れもありますので、まず漏れ修理を最優先で行います。というのもオイル漏れが有る時点で車高が下がる原因となる為漏れ以外の原因で車高が下がっていても現時点では診断不可能に近い為です。症状から推測する事はできますが…
診断の結果オイル漏れは2か所から、ABCポンプ本体とメインのオイルホースからです。部品代も高額ですがホースに関しては交換にミッションを降ろす必要があり手間もかかります。幸い今回は漏れ修理にて無事車高落ちも治りお客様に喜んでいただけました。
No.140 Sクラス W220 S500 エンジン警告灯点灯修理
まずはDASにてテスター診断実施。エンジンECUにはカムセンサーのエラー入力がありました。
カムセンサーとはカムシャフトと呼ばれるエンジン内部パーツの回転角度を監視するセンサーです。DAS上にて実測値を確認するも全く信号を発信していない状態でした。今回は原因のカムセンサーを交換して作業完了です。
No.131 Sクラス W220 車高が上がらず ABC警告灯点灯
走行中に車高が下がり、アクティブボディーコントロール警告灯が点灯したとの修理依頼です。
まずはDASにてテスター診断実施です。ABCコントロールモジュールには供給圧力が低すぎるとのエラーが、実測値で見ても全く圧力が無い状態。車両をリフトアップすると下回りには大量のオイルが滴っていました。ABCリザーブタンク内にはABCオイルが一切入っていませんでしたので今回はオイル漏れと断定、漏れ個所を探していきます。原因はABC作動油を各パーツに運ぶホース、その中の一本が破裂しオイルがダダ漏れ状態でした。今回は該当ホースを交換しました。この様な故障の場合ABCポンプ事態も二次的に破損してしまうケースが多いのですが、今回はポンプはそのまま使用することができました。作業後はシステムのエア抜きを経て作業完了です。
No.125 Sクラス W220 アクティブボディコントロール 車高が下がる修理
S600ですのでABC(アクティブ・ボディー・コントロール)車両になります。従来の金属バネやエアサスではなく油圧を使用したショックシステム、素晴らしいシステムですが故障が怖い事でも有名です。では診断開始です。DASテスターにて診断すると「右リアの車高が危険」のエラーが、何がしかの原因で右リアの車高が落ちてしまっているようです。その後も診断を進めていき判明した原因はショックからのオイル漏れ。油圧で車高を保っているので漏れて圧が抜ければ当然車高も下がります。今回はショック本体と今後のトラブル防止にABCオイルフィルターを交換して作業完了です。
No.084 W220 ハブベアリング交換作業
まずはロードテストの実施です。確かに前側よりロードノイズとは少し違う、ミューンという回転音の様な音が聞こえてきます。原因の当たりがついたところで車両をリフトアップし確認です。やはりハブベアリングと呼ばれるタイヤの回転を担っている箇所にガタがありました。ベンツの場合このベアリングに調整が付いていてある程度の範囲はカバーできるのですが、今回は調整ではガタを修正しきれなかったのでベアリング交換になりました。
No.080 W220 オートクロージャー整備
半ドア時に自動で閉め切ってくれるオートクロージャー機能が効かないとの修理依頼です。
早速DASにて診断開始です。オートクロージャーは圧縮エアの力を利用して動いていますので原因はそのエアシステムのどこかという事になります。DASにて点検を進めていくと圧縮エアを作りだすポンプの不良が判明しました。テスターにて強制的に動かしても動きませんでしたのでポンプ本体を交換です。交換後は機能もバッチリ回復しましたので整備完了です。
No.077 W220 オイル漏れ修理
早速点検開始です。車両をリフトアップすると既にアンダーカバーから滴るほどオイルが漏れています。今回は定番のリアクランクシールからのオイル漏れでしたので作業させて頂きました。ノーマルグレードでもミッションを降ろす重整備ですが、後期S55AMGの場合スーパーチャージャーやABCシステムが搭載されていますので通常より更に手間がかかります。
No.070 W220 車検 オイル漏れ修理
車検で御入庫頂きました。オーナー様はあまり乗る時間が無いようで走行距離も短く、状態のいいお車でしたが、点検を進めていくと、定番のリアクランクシールからのオイル漏れを発見し、今回整備させて頂きました。作業工程としてはミッションを降ろしての重整備になります。時間によっても車両の各ゴム類、油脂類等は劣化してきますので距離を走っていなくても点検が必要ですね。
No.068 W220 車高が下がる、警告灯点灯
走行中にエアサスペンションの警告灯が点灯する、またオイル漏れもあるとの修理依頼です。
S600ですのでABC搭載車になります。DASにてエラーを確認、プレッシャー低下のエラーが記憶されていました。次いで車両をリフトアップ、原因を探っていきます。今回はABCホースからのオイル漏れにてプレッシャー不足になっていたようです。オイル漏れを起こしていたホース2本を交換し再びDASで確認、エラー消去。警告灯も出なくなり作業完了です。。
No.001 W245 エンジンたまに始動できない
2006年のBクラス、最初は問題無く、エンジン始動できるのですが、買い物に行って、2回目にエンジンをかけようとすると、セルが回らない?何度が試していると突然始動する状態でした。テスターで診断するも、故障履歴が何もない状態で一日置いて、次の日にテスト開始です。最初は問題無く始動OK、5分位走行し、一度エンジンを停止して再度キーを回すと反応なし症状の確認が取れましたので各診断機を接続して点検開始!信号ライン及び電源ラインに問題が見られない事からスターターモーター不良と判断しました。