TOP > 国が定めている法定24ヶ月点検とは
車検(法定24ヶ月点検)とは日本が行う独自の制度になります。
道路を走行する上での最低限必要な内容と保安基準を点検するための制度です。
まずは、次の画像をご覧ください。
※令和3年10月1日~OBDの診断が追加されました。
こちらは、国が定めた保安基準をチェックするための、法定24ヶ月点検用の整備記録簿です。まずは、基準となる点検項目をよく見てください。
現在の自動車にはアンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止装置(ESP)など安全装置が搭載されています。
しかし国が行う法定点検「保安基準」の内容にはこれらの点検項目はなく「OBDの診断」という簡略化された項目しかない現状です。こちらは、OBDのステータス内のエラーが保安基準に適合しているかどうかしか点検内容にありません。
現在のメルセデスベンツは最先端の電子デバイスが搭載されており、目視のみによる点検は不可能と言えます。
車検の確認調査を行う自動車技術総合機構から変更があり2017年2月保安性の問題から警告灯点灯があると車検の検査を受けられなくなりました。
記録簿には警告灯の検査項目はありませんが、目視でわかる警告灯表示があると検査不可と変更になりましたので、警告灯点灯の原因を診断ししっかりと修理してから車検を取得しなければいけません。
以前は、警告灯が点灯していても検査項目を満たしていれば車検を通せましたが、現代の車は電子デバイスが張り巡らされエアバッグやABS等安全性にかかわる重要な箇所の故障をかかえたままでは自動車の保全は保てません。
マーキーズでは通常の点検内容に加え、最新システムの部品が正常に作動しているのかどうかを診断します。過去のエラーや履歴も厳密に点検を行い、現時点でお客様がお乗りになるメルセデスベンツが正常で問題が無いかを確認します。
マーキーズでは、メルセデスベンツを熟知したメカニックが法定24ヵ月点検ではなく法定24ヶ月診断を行っています。
安心して、みなさまのメルセデスベンツをお預けください。